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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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佐賀県の小中高校 いじめや暴力が3年ぶりに減少

佐賀県教育委員会は2006年度にいじめの認知件数が283件に上がったことで、翌年から全教職員に研修で現場の意識向上を図るなどの重点強化対策を実行しました。また、スクールカウンセラーを導入し公開授業をするなど、地域や家庭も関わらせ、啓発を実施しました。

その結果いじめは小学校が2008年で30件(19件減)、中学校は42件(29件減)と4割も減少し、高校も27件と前年度よりも9件減少しました。具体的な内容では「からかい、冷やかし」が61件で最も多く、次に「仲間はずれ、無視」が28件で、ネットいじめは12件でした。

また暴力は小学校3件(1件減)、中学校44件(18件減)、高校25件(17件減)と中高校で大幅に減少ています。具体的には「生徒間」が51件と最も多く、次いで「教師に対する行為」が16件となっていました。

県学校教育課は「個々の生徒との対話時間を大切にすることで、人間関係が円滑になり、暴力の減少につながっているのではないか」とコメントしています。

いじめについては「ネットいじめ」など見えにくい問題もあり、今後も地道な努力が必要とされそうです。

(参考:佐賀新聞)

カテゴリー: 佐賀県

神奈川で不登校考える教育フォーラムを開催

神奈川新聞によると、14日に神奈川県大和市で不登校をテーマにした教育フォーラムが開催され、教育関係者や不登校を体験した若者が問題を解決するヒントなどについて話し合ったそうです。

不登校について話し合うパネルディスカッションでは、フリースクールの会長などがパネリストとして参加。「何か自信を持つことが、学校に行くきっかけになることもある」「親が子どもの立場に立って考えるのが改善につながるのではないか」と、解決の手がかりを述べました。

このほか、不登校の経験を持つ高校生と大学生が「教員からの電話がプレッシャーになった」と当時の様子を語ったり、「『大学に行きたい』といった目標を持つことで、学校に行くようになった」など、不登校を乗り越えたきっかけについて発表しました。

カテゴリー: 神奈川県

自殺予防相談電話を開設

神奈川県相模原市では、自殺に追い込まれそうな人を救おうと11月から毎週木曜日の夜4時間、自殺予防専門相談電話「いきるホットライン」を開設するそうです。

電話相談は17時から21時まで実施し、専門職員2名が相談に応じます。必要があれば医療機関や支援機関も紹介してくれるとのこと。

現在、1人で悩みを抱えている方は相談してみてはいかがでしょうか。些細なことでも構いません。職員の方があなたの悩みを受け止め、力になってくれます。

○電話相談:042-769-9800(年末年始を除く)

カテゴリー: 神奈川県

子ども取り巻く問題の対策探るフォーラムを開催 横浜

神奈川新聞によると、横浜市でいじめや虐待などの子どもを取り巻く問題やその対策を探る「第1回子どもとつくる未来フォーラム」が開催されたそうです。

NPO法人よこはまチャイルドライン、かわさきチャイルドライン、NPO法人子どもセンターてんぽ、NPO法人ジェントルハートプロジェクト、NPO法人エンパワメントかながわの5団体でつくる実行委員会が主催。いずれも子どもに関する活動を行っています。

ノンフィクションライターの藤井誠二氏を迎えた講演では、インターネットのブログやプロフが学校内の人間関係で悩む原因の一つであることを説明。「学校では友達でも、ネット上では悪口を書かれるなどの二重性の恐怖にさらされている」とした上で、「暴力などではなく発生源が分からない形態のいじめが目立つ」などと指摘したとのこと。

パネルディスカッションでは、ジェントルハートプロジェクト理事の小森美登里さん、横浜市中央児童相談所児童精神科医の金井剛さん、NPO法人フリースペースたまりば理事長の西野博之さんが、自身の体験などを基に話し合いを行いました。

小森さんは長女がいじめに苦しんで自殺してしまった経緯から「いじめに遭い、娘と同じ痛みを感じている子がいると思うと傍観できない」と、遺族として命の尊さを語り継ぐ大切さを強調。金井さんも「遺族の話を聞くなど、子どもたちに死の重さを身近に考える機会を与えられるかが重要」と話し、西野さんは「子どもたちの自尊感情をはぐくむためにも、子どもの声をしっかり受け止め、生きていける居場所を大人が作っていかなければならない」などと呼び掛けたそうです。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 神奈川県

引きこもりがテーマの市民講座

神奈川新聞によると、横浜市で27日「ひきこもりからの第一歩―ひきこもっている若者たちへのかかわり」と題した市民講座が行われました。

明星大学教授であり日本精神衛生学会理事長の高塚雄介さんは「1990年代後半から原因や背景が必ずしも定かでなくなった。対応が難しくなっている」「それぞれの原因を明確にした上で、対策をとるべきだ」と、講演していたとのこと。

また、東京都の引きこもり調査の結果を示しながら、高校や大学を卒業した数年後に引きこもりになる例が多いことなどを指摘。最後は「(大人の引きこもりは)親が出ていくよりも外の支援機関と結びつけることが大切」と語りました。

主催である横浜市青少年相談センターを利用していた引きこもり体験者5人のインタビューが上映され、「親に『これからどうするのか』と言われるのがつらかった」「(支援機関に)通うことで生活にメリハリができた」などの経験談が紹介されたそうです。

カテゴリー: 神奈川県

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