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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘鹿児島県’ Category


「夜間中学」鹿児島市内で開校へ 開校時期は2024年以降見込み

戦後の混乱期や不登校など、さまざまな理由で義務教育を受けられなかった人を対象にした「夜間中学」が鹿児島市内に開校する見通しとなりました。
教育機会確保の施策の在り方等に関する検討委員会(鹿児島大学教育学部長)有倉巳幸委員長「夜間中学は鹿児島市内に設置されることが望ましい」
夜間中学とは、戦後の混乱期や不登校、外国籍などを理由に十分な義務教育を受けられなかった人を対象に、夜の時間帯に授業が行われる学級のことです。
夜間中学の設置を検討する委員会は、18日、これまでの6回にわたる議論の結果をとりまとめ、有倉巳幸委員長から地頭所恵教育長に報告書を手渡しました。
委員会のとりまとめでは、県が主体となって鹿児島市内に夜間中学を1校設置することが望ましいとしています。
また、設置場所は既存の施設を活用し、遠方で通えない人を想定してオンラインも活用した上で、早期の設置を求めています。

夜間中学を巡っては、県が実施したニーズ調査で「通ってみたい」との回答が多く寄せられたほか、国も都道府県に1校は設置することを求めていて、全国的には2023年4月時点で17都道府県で44校がすでに開校しています。
教育機会確保の施策の在り方等に関する検討委員会(鹿児島大学教育学部長)有倉巳幸委員長「鹿児島のあらゆるところで教育機会が確保できることを願う」
報告を受けて県教育委員会では、今後、開校に向けた検討を進めることになりますが、もし実際に開校する場合は、開校時期は2024年以降の4月となる見込みです。
対象者は、県内在住の高校1年生以上の年齢の人で国籍は問いません。
また、授業料は無料で授業時間は午後5時以降となる見通しです。(鹿児島テレビ)

カテゴリー: ニュース, 鹿児島県

奄美市に初のフリースクール 9月、名瀬伊津部勝に開所

鹿児島県奄美市に9月1日、初の民間フリースクール「MINE(マイン)」(同市名瀬伊津部勝)がオープンする。週2回開所し、学校へ行けない、行くのがつらいと感じている子どもへ居場所を提供する。9月1、6、8日は利用希望者を対象に無料体験・相談会があり、運営者は来場を呼び掛けている。

フリースクールはさまざまな背景を持つ子どもへ、小・中学校、高校の代わりに過ごす場所を提供する民間の教育機関。

マインは古民家を改修し整備した。対象は小~中学生と通信制高校の生徒。(1)子どもが安心して自分と向き合い、元気になれる(2)自分の興味を大事にできる(3)自己選択、自己決定ができる―ことを重要視し、日中の過ごし方や通う頻度、などは利用者の子ども自身が決める。

運営スタッフは不登校経験者や、子どもが学校へ行けないなどの悩みを持ったことのある親ら約10人。当面は毎週月・水の2回開所し、スタッフが2人以上常駐する。体験型イベントや他県のフリースクールとの交流などの単発プログラムなども計画している。

林花穂代表(47)は「フリースクールは心と体を休め、自分を取り戻す場所。次の一歩を踏み出す前の足掛かりとなれるようサポートしたい」と語った。

月謝登録制で、時間は午前9時から午後3時ごろまで。利用料は月13000~19000円。このほか、毎週土曜日は高校生らを対象に学習支援教室も実施する(平日の活動との併用可)。問い合わせは電話090(5287)6115林代表。

カテゴリー: 鹿児島県

不登校・ひきこもり支援講演会・個別相談会

9月が始まり、子どもが学校に行けなくなってしまった。知り合いの子どもさんが学校に行くのを渋っている。そんな時、我々大人はどのような対応を取ればいいのだろうか。
この講演会は、不登校・ひきこもりの子どもさんを持つ保護者の人、支援者の人を対象に、これから一緒にどうすればいいのかを考える、その第一歩となる講演会。
※個別相談希望者は要予約

<開催日>2019年9月22日(日)
<開催時間>10:00~13:30
・10:00~11:00講演会「不登校・ひきこもりの子どもへの向き合い方」NPO法人ルネスかごしま(代表 谷川勝彦)
・11:00~11:30NPO法人ルネスかごしまが行う不登校・ひきこもり支援について
・12:00~13:30(個別相談)
<開催地>鹿児島県鹿児島市民福祉プラザ4F活動室

カテゴリー: 学校・NPO情報, 鹿児島県

鹿児島県の公立校児童生徒 不登校減少 

鹿児島県教育委員会が今月22日に、昨年度の公立学校の児童生徒のいじめや不登校の人数が、前年度を下回ったことを発表したと南日本新聞社が伝えてます。

県教委の調査によると、不登校は小学生223人(12人減)、中学生1275人(22人減)、高校生881人(110人減)で、最も減少したのは高校生となったそうです。また、いじめ認知件数では小学校125件(14件減)、中学校142件(34件減)、高校73件(20件減)でした。
不登校の原因は「無気力」が最も多く、いじめは小中高とも悪口や冷やかしが最多で、高校ではパソコンや携帯での「ネットいじめ」が19件ありました。

県教委は今月27日に臨床心理士や研究者などからなる不登校対策委員会と、警察やPTAで構成されるネットいじめ対策委員会を設置し、原因分析や対策を検討するとのこと。
同委員会は「いじめや不登校は全体的に減少傾向ではあるが、依然として深刻な状態である。今後も改善に努めていきたい。」と話していたそうです。

カテゴリー: 鹿児島県

鹿児島 昨年度の高校不登校が過去最多に

毎日新聞によると、鹿児島県教育委員会がまとめた2010年度の児童・生徒の不登校、いじめ、暴力行為に関する調査結果において、高校生の不登校が前年度から20%増の991人であったことがわかったそうです。これは2004年の調査開始以来、最多の結果に。
一方、いじめの認知件数は同25%の大幅減でしたが、教職員による発見が半減したことから、潜在的ないじめが減少していない可能性もあるとのこと。

調査は鹿児島県内にある939校すべての公立小中高校と特別支援学校で実施されました。
高校生の不登校は全生徒数の2.6%を占め、原因(複数回答)では「本人にかかわる問題」が最多の73.4%(727人)で、内訳で最も多かった理由が「無気力」の293人。
小学校の不登校は前年度比7%増の235人で、中学校は同5%減の1297人という結果に。

いじめは、全体の合計が前年度比139件減の410件で内訳は、小学校が同26%減の139件、中学校が同27%減の176件、高校が同17%減の93件、特別支援学校が同33%減の2件でした。
発見のきっかけは「学校の教職員等」が127件で前年度より123件(49%)少なく、この減少分が全体の減少件数139件の大半を占めていました。これに対し県教委義務教育課は、発見されていないいじめがあると考られるため、見抜く力の育成を徹底する方針です。

暴力行為については、全体で前年度比3%増の162件。内訳は小学校が同6件減少の2件、中学校が1件減の39件、高校が12件増の121件だったとのこと。暴力行為に関しては同じ生徒が繰り返し起こす傾向があるそうです。

カテゴリー: 鹿児島県

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