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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘茨城県’ Category


つくばに不登校児童支援施設「生き方選択できる環境を」

不登校児童支援施設「むすびつくば」(つくば市吾妻2)が10月1日、オープンし、運営する認定NPO法人リヴォルヴ学校研究所が設備拡充のための資金調達を開始した。

同施設では小中学生を対象とした週に4日の学習支援事業と不登校児童の相談窓口を開設する。つくば市との共同事業となり、市内の児童は親との面談、体験入学を経てから入学が可能。無料で通うことができる。フリースクール以外の事業でも不登校支援を展開する予定。「学校に違和感を覚える子どもにアプローチし、放課後来られたりする場所にできたらいい」と松井さん。

不登校児童の人数はつくば市内で300人以上と言われている。文部科学省の定義によると、年間30日以上の欠席で不登校と定義される。松井由佳さんは「どこまでを登校と見なすかは各学校に任されている。300というのは氷山の一角と懸念している」と言う。「不登校の理由はさまざま」と大嶋愛子さん。「読み書きが難しい子どもにはタブレット端末など、学習しやすい環境を用意することで学習を支援できる」と話す。

「むすびつくば」の前身となる「ライズ学園」は2000(平成12)年に設立され、谷田部で活動していたが、つくば駅前の吾妻エリアでの施設開業となった。「新規事業としてむずびつくばを立ち上げた。前施設で培った経験を活かし、支援を行いたい」と松井さん。
 
「得意と苦手があるとつい苦手を克服させようとしてしまいがち。そうではなく、得意なことを伸ばしてあげたい。学校教育では、沢山の子に教えるため、効率的でないといけないが、それに合わない子は一定数いる。そういった子どもたちの支えとなる場にしていきたい」と大嶋さん。

10月7日からスタートしたクラウドファンディングへの挑戦について「現状の設備だと学習はできるが、子どもたちのパーソナルスペースの確保が難しい。パーテーションや、ビーズクッションといった、安心して過ごせる環境を整えるための資金は必要」と言い、「みんなで作っていく学校という姿勢でいたい」と力を込める。

「大人ももちろん、子どもも学び方は人それぞれ。自分に合った学び方、生き方を自分で選択して生きていけるように環境をつくりたい。つい『こうしよう』や『こうなったら』など、押し付けたくなるが、子どもたち自身が自分で選んで生きていけるようにサポートしたい」と意気込む。

今後は不登校支援を多角的に展開する予定。松井さんは「学校に違和感を覚える子にアプローチし、放課後や週末の活動も準備を進めている。地域にもつながれるようアレンジしていきたい」と意気込む。

カテゴリー: 茨城県

ひきこもり・不登校を考える対話交流会 茨城

12月2日(土)、茨城県の鉾田市旭公民館にて、ひきこもり・不登校を考える対話交流会を開催します。

当日は、前半にひきこもり・不登校経験者2名による講演、後半に参加者同士の対話や交流の時間を予定しています。

事前申し込みが必要ですので、興味のある方は詳細をご覧いただき、お申し込みください。

<開催日程>
12月2日(土)
13:30~16:30

<開催場所>
鉾田市旭公民館
茨城県鉾田市造谷1141-3

<参加費>
500円(当事者、経験者は200円)

<対話交流会の詳細>
https://peraichi.com/landing_pages/view/taiwa1202

<お申し込み・お問い合わせ>
ひきこもり・不登校/つながり・考える 鹿行の会
Fax : 0291-39-7008(小林)
メール : yukki.hati@gmail.com

カテゴリー: ニュース, 茨城県

茨城県 いじめゼロを考える意見交換実施

27日、茨城県の龍ヶ崎市立龍ヶ崎西小学校では、いじめをなくす活動の一環として「リーフリボン集会」を行いました。

リーフリボンとは、「いじめを許さない」という意志を示すリボンのこと。児童全員が3~4人のグループになり、集団なわとびに失敗する役、失敗を非難する役、失敗をかばう役に分かれて、模擬演技を行いました。

失敗した児童・非難する児童・かばう児童役を演じた感想をそれぞれ、「頑張って跳んだのに心がとても傷ついた」「言っていて自分が悲しくなってきた」「助けようと声をかけることが怖かった」などと打ち明けたそうです。

この集会を主導した6年生は、「私たちはちょっとしたことで相手を傷つけることがある。それをなくすことが大切。一人一人が思いやりを持って相手に接するべきだ」と意見を述べ合いました。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 茨城県

茨城県 いじめ・自殺の件数が大幅増

茨城県教育委員会の問題行動調査から、2010年度の県内の学校でのいじめの認知件数が2669件で前年度より385件増加し、小学生の不登校数も51人多い485人だったことがわかったそうです。東京新聞が伝えています。

いじめの内訳として、小学校が1475件(前年度比233件増)、中学校が1078件(同137件増)、高校が116件(同15件増)で小中高のいずれも増加。特別支援学校は昨年度と変わらずゼロでした。

一方、不登校は小学校で件数が増加していたものの、中学校では87人少ない2353人でした。不登校の原因として、いじめも一部にあったそうですが、「無気力」「いじめを除く友人関係」が多かったとのこと。

自殺者は2人から6人に増え、原因は家庭不和が1人で他の5人は不明。いじめによるものではなかったそうです。

カテゴリー: 茨城県

茨城 「ひきこもり相談支援センター」開設

ひきこもりの背景には不登校、障害など様々な要因があるため、複数の関係機関が連携して支援を行うことが必要となります。
そのことを踏まえ、茨城県ではひきこもり対策の総合調整機関として、6月1日から精神保健福祉センター内に「ひきこもり相談支援センター」が開設されました。

支援センターでは、2名の専門コーディネーターが、ひきこもり本人や家族からの相談に応じます。
具体的な働きとして、適切な関係機関につなぐ総合調整を行うとともに、関係機関との連携を図るための連絡協議会の開催や、ひきこもりに関する情報を発信していくそうです。

また、現場における対策を強化するため、専門相談を実施している保健所6ヶ所に「心理士」を配置するなどして、ひきこもり者の自立・回復の促進を目指していくとのことです。

支援センターの詳細は、同県ホームページからご確認ください。

○茨城県ホームページ
http://www.pref.ibaraki.jp/topics/sonota/20110527_01/

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