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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘宮城県’ Category


不登校特例校、白石に23年度新設へ 公立の小中一貫は東北初

宮城県白石市は15日、不登校の実態に配慮した特別な教育ができる小中一貫の不登校特例校を2023年4月に新設する方針を発表した。同市越河(こすごう)地区の旧南中校舎の活用を検討する。

不登校特例校は文部科学省の指定。県内では富谷市富谷中が市のコミュニティーセンターを分教室として今年4月に開設するほか、仙台市若林区の学校法人が太白区の坪沼小跡地で23年4月の小中学校開校の準備を進めている。白石市によると、公立の小中一貫校は東北初のケースになる。

市は今春に国と県に必要な申請を行い、認可を受けた上で秋ごろの説明会開催を予定する。小学高学年と中学1・2年、同3年の計3クラスを想定。授業時間を減らす代わりに体験学習などを増やし、登校時間も柔軟に対応する。

校舎は08年に建設され、19年3月に閉校になった旧南中が軸になる。設備が新しく、自然が豊かで落ち着いて学習に取り組める環境を考慮した。半沢芳典教育長は、15日の市長定例会見で「今年秋ごろには全体像を示したい」と話した。

市教委によると、年間30日以上欠席している不登校の児童生徒は小学生17人、中学生48人。30日に達しないケースを含めた児童生徒の2割程度(小学生5人、中学生13人)の特例校転入を見込む。

特例校設置の背景には不登校児童生徒の割合の高さがある。20年度は小学生の1・19%に達し、県全体(1・05%)、全国(1・00%)を上回った。中学生は4・16%で県全体(4・61%)は下回るものの、全国(4・09%)より多い。

山田裕一市長は「学校に行けなくなった子どもたちが、同年代の子どもたちと同じ学びやで同じ経験をする場を提供したい」と強調した。(川北新報)

カテゴリー: 宮城県

不登校受け入れ拠点、コロナ禍で利用者増 改修へ寄付呼び掛け

不登校の小中学生や引きこもりの若者を受け入れている宮城県気仙沼市の一般社団法人「フリースペースつなぎ」は、活動場所を広くするため隣接する旧牛小屋の改修資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。新型コロナウイルスの感染拡大などで増える利用に対応する。

2018年から拠点とする築50年以上の「つなぎハウス」(木造平屋約60平方メートル)が手狭になり、築80年以上で木造2階の旧牛小屋の1階部分を改修する。15畳の広間とし、現在のハウスと結ぶ通路も設ける。床や壁の整備、電気工事など、改修費用の総額は約300万円を見込む。

13年2月の発足当初約10人だった利用者は年々増え、現在は小学校高学年~20代半ばの21人が登録し、1日平均10人ほどが通う。東日本大震災による生活環境の変化や経済的打撃が不登校の一因となるケースが目立ったが、今春は新型コロナの影響で不安定になったとみられる家庭や子どもの相談も増えた。
つなぎ代表の中村みちよさん(53)は「狭い空間に遊びたい子も静かに学習したい子もいる。敏感な子も多く、伸び伸びした活動が難しくなっている」と話す。窮屈さから利用相談を断らざるを得ないケースも出かねないとし、「多様な学びの場を守れるよう協力をお願いしたい」と呼び掛ける。

CFの目標金額は250万円。CFサイト「レディーフォー」から寄付でき、締め切りは30日午後11時。

CFサイト「レディーフォー」のウェブページ:https://readyfor.jp/projects/71698

カテゴリー: 宮城県

不登校の子供たちの「学びの場」整備要望 宮城県内でも年々増加

不登校の子供たちが宮城県内でも年々増えているとして、市民団体が仙台市に学校以外の学びの場の整備などの支援を求めました。

要望したのは、県内で不登校の子供たちの支援を行う8つの市民団体です。仙台市の郡市長や教育長に独自に行ったアンケート結果を報告し、学校以外の学びの場の整備などを求める要望書を手渡しました。
文部科学省の調査では、県内の不登校の児童や生徒は4000人を超え、仙台市だけでも1500人を超えています。

多様な学びを共につくる・みやぎネットワーク 中村みちよ 代表
「仙台市の不登校の数は年々増え続けている、仙台市外にも悩みの相談が寄せられている。仙台市だけではなく、宮城県全体の問題として考えていかなければならない」

市民団体が不登校の子供を持つ保護者を対象に行ったアンケートには163人分の回答があり、子供が学校に行かなくなった要因について、およそ2割が「学校の雰囲気が合わない」と回答したということです。

カテゴリー: 宮城県

4/30(月・祝)不登校カウンセリング相談会in仙台

4月30日(月・祝)、一般社団法人 不登校支援センターの仙台支部にて、カウンセリング相談会を開催します。

カウンセリングを受ける前にどんな事をするのか、心理検査では何をするのか、子どもにどのような影響があるかなど、基本的な疑問や具体的な質問にカウンセラーが答えます。

費用は無料ですので、本格的なカウンセリング前にどんな話をするか知りたい方は、是非参加してみてはいかがでしょうか。

<開催日程>
2018年4月30日 (月・祝)
12:00〜13:00(途中退席可能)

<開催場所>
一般社団法人 不登校支援センター 仙台支部
(宮城県仙台市青葉区中央2-7-30)

<相談会の詳細>
https://www.futoukou119.or.jp/seminar/detail?no=251

<お申し込み・お問い合わせ>
TEL : 052-265-9455(9:00〜18:00)
※申し込みの受付は先着順です。 定員になり次第締め切りとなります。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 宮城県

「市不登校対策検討委員会」発足へ 仙台市

仙台市教育委員会は19日、不登校の防止に向けた環境作りを重点とした「市不登校対策検討委員会」を今月26日に発足させると発表しました。

県教委によると、2016年度の不登校の児童・生徒数は前年度より376人増の3165人だったことがわかりました。2013年度に調査を始めて以降、最多の人数とのことです。

不登校になったきっかけで一番多く挙げられたのは、小学校では「親子問題」、中学校では「友人関係」でした。現在、不登校になっている中学3年生の過去4年間を調査したところ、状況が改善しないまま進級するケースがほとんどだそうです。

県教委は「不登校数は年々積み重なり、増加に歯止めがかかっていない。小中学校の連携や人間関係づくりに重点を置いて取り組んでいきたい」としています。

カテゴリー: 国の取り組み, 宮城県

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