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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘徳島県’ Category


不登校の受け皿「学びの多様化学校」設置に向け検討

国が不登校の子どもたちの受け皿として全国で設置を進める、「学びの多様化学校」について徳島県でも、設置に向けて検討が進められています。

不登校の小中学生は令和5年度、全国で34万人あまり、県内では1762人といずれも過去最多となっていて、国は、受け皿のひとつとして、柔軟にカリキュラムを組むことができる「学びの多様化学校」を、各都道府県に1校以上設置することを目指しています。

徳島県内では設置に向けた検討委員会が先月下旬、県庁で初めて開かれ、子ども支援の専門家など10人が参加しました。

会合では、鳴門市の鳴門教育大学の敷地内に県立学校として設置し、中学生を60人程度を受け入れる案について検討し、委員から大学との連携は重要だとする一方、アクセスがよくないため通学方法の案を示すべきなどの課題も指摘されました。

また、カリキュラムは他県の先進事例を参考に検討し、安心できる居場所であり、学ぶべきことを身につけられる場所とすることを確認しました。

「学びの多様化学校」は、全国ではことし4月時点で23都道府県に58校あり、四国では香川県三豊市に設置されています。

県いじめ・不登校対策課の福多博史課長は「多様な学びの場のあり方について今後も検討を重ね、早いうちに取りまとめができるようにしたい」と話していました。

カテゴリー: 徳島県

徳島・松茂町役場に相談センターを開設

徳島県の松茂、北島両町でつくる板野東部青少年育成センター組合は先月、松茂町役場内に、引きこもりなどの相談を受ける「松茂・北島子ども・若者総合相談センター」を開設しました。

対象となるのは、引きこもりや不登校、ニートといった社会との接点に困難を感じている39歳までの方です。しばらくの間は、冊子を両町役場の窓口などに置いたり、職員が中学校や高校を訪ねたりして活動を紹介。

青少年育成センターの大前和美所長は「どんな内容でもいいので、まずは相談してほしい」と話しています。このセンターを通じて、若者が社会復帰できるようにすることを目的としています。

▼お問い合わせ
板野東部青少年育成センター組合
電話:088(699)6691
※ご本人以外の方でも相談可能

カテゴリー: 学校・NPO情報, 徳島県

徳島 町の中学校に支援員常駐 生徒の自立をサポート

徳島県勝浦町にある勝浦中学校では、「学力向上・自立支援員」が常駐し、休み時間や放課後に生徒達からの相談を受けています。学力の伸び悩みや不登校に悩む生徒達をサポートするのが目的で、町によると、学校に常駐しながらサポートを行うのは珍しいそうです。

常駐している支援員は社会福祉士の白草千鶴さん。元々は勝浦中学校の臨時職員として採用され、5年ほど前から英語教育の効果分析に取り組んでいましたが、分析を行ううち、学力不振が生徒の不登校を助長し、自立を妨げるきっかけになるとして、対策案を学校・町に提案しました。

何気ない会話の中から「SOS」を読み取り、生徒一人ひとりに最適な指導方法を立てる白草さんの取り組みは、悩みを持つ生徒達から好評を得ているそうです。

「生徒に寄り添い、必要な社会性を身に付ける手助けをする自分は、いわばシェルターの役割。最終的に生徒自身で考え、判断する自立性を育てたい」と白草さんは話しています。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 徳島県

徳島県 学校向けに不登校生への対応を纏めた手引きを作成

徳島新聞によると、徳島教育委員会が学校向けに不登校の解消や未然防止について纏めた冊子「段階別不登校対応ハンドブック」を作成したそうです。

ハンドブックには「不登校の各段階と対応」「子どもや保護者との関わり方」「再登校に向けて」などの6章に分けて、不登校になった児童生徒への対応ポイントを記載。不登校の児童生徒の状況を初期、中期、後期、再登校準期の4段階で判断可能なチェックリストがあり、段階に応じて素早く的確な対応ができるようになっています。

また、不登校の兆候を見つけるためのチェックリストも添付されており、月2回程度、登校時や休み時間の様子を確認するよう促しています。あいまいな理由で3日休んだ場合には、校内で会議を開くなど早期対応を行う必要性を指摘しているとのこと。

ハンドブックは1000部作成し、近日中に公立小中高と特別支援学校の全校へ配布予定されるそうです。

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徳島県 予防教育プログラム 鳴門教育大が完成

不登校やいじめを未然に防ぐことを目指した「予防教育」プログラムを鳴門教育大が完成させました。

2012年度から鳴門市を中心に、小中学校16校が授業に取り入れ、児童生徒が「怒り」などの感情をコントロールする方法を学んでいるそうです。そして、どんな時にどのくらいの怒りが湧くのかを考えさせ、自分たちで抑える方法を考えて出し合います。

鳴門市の堀江小学校で行った授業では、同大予防教育科学センターの内田加奈子講師が怒りを抑える方法を講義しました。怒りの大きさをスクリーンに映し出したボールに例えて「怒りを抑える呪文」をボールに向かって叫ぶと、ボールが小さくなっていくというものでした。見ていた児童たちからは歓声が上がっていたそうです。

同大予防教育科学センターの山崎勝之所長は「問題の根本的な部分の解決には予防が必要だったが、今まで手薄の状態だった。まずは多くの学校で継続していきたい。」と語っていたとのことです。

(資料:毎日新聞)

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