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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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松本市の小中学校 不登校減少

長野県松本市の小中学校で、2011年度の不登校が2006年度以降で最も少なかったことが判明しました。同年で1年間に30日以上欠席した市内の小学生が62人、中学生は220人で、全体に対する割合は小学生が0.5%、中学生は3.5%だったそうです。
市の教育委員会学校教育課が不登校の原因として考えたのは、集団生活になじめなかったり、いじめられたと認識するケースで、中学生の場合は学習スピードについていけないこともあると見ていました。

この対策として、市教委は不登校生徒児童が一時的に利用できる中間教室を波田、鎌田、里山辺に開設。1人ひとりに合わせた時間割を設定し、自由に学習できる環境を整えました。またサッカー選手を招いて、集団で学ぶ楽しさを教えたそうです。
ほかにも、児童や生徒のメンタルケアをする「適応指導・学習指導改善教員」を小学校31校と中学校9校に配置して、不登校やいじめ、発達障害などの支援に力をいれていくとのこと。

学校教育課の担当者は、「取り組みの成果は出せているとは思うが、数字だけにとらわれずに、児童、生徒1人ひとりの成長を見守れるよう、より良い対応を考えていきたい。」と話していたそうです。

(資料:中日新聞)

カテゴリー: 長野県

若者の自立支援 鳥取でネットワーク会議

毎日新聞によると、鳥取県が引きこもりや不登校の支援をするために、2012年3月に設定した「とっとり若者自立応援プラン」に基づいて、鳥取県庁で「県若者自立応援ネットワーク会議」が開かれ、関係機関が連携について話し合ったそうです。

会議の出席者は障害者支援センターの所長や児童相談所の児童福祉司、引きこもりの生活支援をしているNPO法人の理事長などで、「家庭だけが子どもを支えている状況で相談に繋がっていない。」といった課題についての意見交換をしました。
同プランは2014年までの3年間計画で、現在県内には引きこもりが2800人、ニートが3200人いると推測されています。

不登校、引きこもり、ニート、非行などに対し、「若者の社会的自立と経済的支援」として支援窓口の連携を強化し、子どものコミュニケーション能力を育成していく方針をを打ち出しました。
今後は会議を年に2回開催し、次回は2012年9月に集まる予定となっているとのことです。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 鳥取県

福岡市の不登校 2年連続で1000人未満

2012年6月11日、福岡市の教育委員会によると2011年度の不登校生徒は997人で、2年間続けて1000人未満だったことが判明したと朝日新聞が報じています。

福岡市教育委員会は2009年度に不登校のひきこもり対策支援を実施し、始めた頃の不登校の数は1264人でした。
2011年度の小学校の不登校児童は前年に比べると23人多い143人、中学生が8人少ない857人で、全体では2010年度に比べ15人増えてしまいました。それでも2008年度よりは大幅に減らすことができ、不登校生徒児童の割合は小学校で0.19%、中学校で2.41%で「かなり低い水準」だそうです。

不登校になっても、その後再び学校に通えるようになった生徒の数は、2011年度の222人から92人増えて314人となっています。
福岡市教育委員会は不登校対応専任の教員を配置するなどして対応しているそうです。家庭環境に問題のある場合は、関係機関と連携を取りながら改善を図るためにソーシャルワーカーを配属し、現在は10校の中学校で不登校のケアをしています。

カテゴリー: 福岡県

兵庫県に不登校の支援団体「ドーナツの会」の相談所を開設

今月10日に兵庫県豊岡市に、ひきこもりや不登校の人たちの支援団体「ドーナツの会」の相談所が開設されたそうです。

同会は2011年11月に元小学校長や臨床心理士などが集まりスタート。現在まで保護者を中心に30件以上の相談が寄せられているとのこと。相談を受ける場所は主に喫茶店や相談員の自宅でしたが、利用者からは常設の相談所設置を求める声が出ていたそうです。

「気軽に立ち寄ってもらい、相談を継続しながら、立ち直る姿が見えてくる場にしたい。ひきこもり、不登校の子どもに悩む親同士が話し合える雰囲気をつくりたい」と、代表の上坂充さんがコメントしています。

相談所には相談員が常駐し、月~金曜日の13時~17時まで開いています。今後の活動として不登校や義務教育終了後のひきこもりの相談、カウンセリング、医療・就労相談、ひきこもりがちな若者のスポーツ・文化・農業体験、研修会などを予定しているとのことです。

(参考:毎日新聞)

カテゴリー: 兵庫県

高知で「不登校児対応アドバイザー」の養成講座を開催

5月19日(土)、20日(日)に高知県で、不登校やいじめで悩んでいる子どもたちに対応するアドバイザーの養成講座が開催されると毎日新聞が伝えています。

講座を主催しているのは「全国webカウンセリング協議会」(東京都)。同協議会は不登校やひきこもり、ニートの若者とその家族をサポートしており、全国各地で講座を開いています。高知県では初めての実施とのこと。

今回開催される講座は3種類で、不登校の子どもの相談などに対応する「不登校児対応アドバイザー」、絵画などに現れる感情や感性を読み解く心理療法士「アートセラピスト」、インターネットでのいじめに対応する「ネットいじめ(情報モラル教育)指導者」が予定されています。受講後に認定証が発行されるそうです。

高知県教育委員会によると、2010年度の県内国公立小中学生の不登校者数は1000人当たり13.2人(2009年度比0.5人増)で、全国平均11.3人(同0.2人減)を上回り全国ワースト4位とのこと。
各学校に配属されているスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは非常勤を含む計103人で、充分な人数とは言えない状況だそうです。
このような状況の中、専門のアドバイサーが1人でも増えることで、不登校児童・生徒の軽減につながるかもしれません。

講座に参加希望の方は、同協議会の公式サイトから所定の用紙をダウンロードし、FAXにてお申し込みください。
なお、高知県以外でも開催しているようなので、詳細は同協議会の公式サイトでご確認ください。

■全国webカウンセリング協議
公式サイト:http://www.web-mind.jp/

カテゴリー: 東京都, 高知県

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