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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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香川県 昨年度の中学不登校がワースト2位

昨年度の香川県内公立中学校における不登校生徒の生徒1000人当たりの割合が全国ワースト2位だったと、産経ニュースが報じています。

不登校児童・生徒数は1268人(前年度比59人増)。詳細として、小学校は128人で全生徒数に対する割合は0.23%。一方、中学校は901人(同27人増)で割合が3.36%と、一気に増加しています。

中学生の不登校の原因は「無気力」が33.9%で最多。次いで「不安などの情緒的混乱」30.4%、「あそびや非行」17.4%、「いじめを除く友人関係をめぐる問題」17.1%などだったとのこと。

香川県教育委員会はこの現状の要因の1つにいわゆる「中1ギャップ」があるとみており、「小学校と中学校が緊密に情報交換し、適切に連携して対応していくことが必要」と考えているそうです。

カテゴリー: 香川県

富山県 小学校で不登校が前年度より増加 いじめは減少傾向

毎日新聞によると、富山県教育委員会が小、中、高校生の不登校やいじめ、暴力行為などの全国調査「児童生徒の問題行動等生徒指導上の諸問題に関する調査」のうち、県内公立校の2011年度分について発表したそうです。

詳細として、不登校は中学校で51人、高校で7人も前年度より減少したものの、小学校では14人も増加。不登校になってしまった理由としては「情緒的混乱」「無気力」などが多く、続いて小学校では「親子関係」、中学、高校で「友人関係」を挙げていたとのこと。

いじめに関しては、小学校、高校は減少し、中学校は前年度と同数。1,000人当たりの認知件数は5.5と全国平均の5.4より0.1ポイント高い数値となりました。また、県教委の追跡調査によると、今年3月末現在のいじめの解消率は全国平均の81%を0.3ポイント下回る80.7%だったそうです。

学校内外での暴力行為は、小学校で11件増加、中学校、高校ではそれぞれ約20件減少したとのこと。

全体的に富山県内では小学校での不登校や暴力行為が2010年度を上回る結果となりました。

カテゴリー: 富山県

倉敷市で不登校の子どもたちによるカフェが開店

今年4月から月に1度、倉敷市美観地区内で「倉敷不登校ネットワーク」の有志が旬の食材を生かしたランチを提供する「くらしきのかあさん Mamma Cafe(マンマ カフェ)」を開いているそうです。

同ネットワークは約2年前から調理を通して保護者や支援スタッフ達の交流を深めるため、倉敷や岡山市のイベントなどでコロッケやカレーを提供していました。そこで今回、不登校の子どもたちの社会との接点づくりを目的にNPO法人倉敷町家トラストの協力のもと、カフェを始めたとのこと。
子ども達は保護者達と一緒に料理の盛り付けや配膳を手伝います。

料理は「スーパーで買い物かごを片手に安くて、おいしそうな食材を選び、その場で考える」を前提に、“おふくろの味”を提供。昼時には満席になるほどにぎわっているようです。

カフェは倉敷市東町のNPO法人倉敷町家トラスト事務所にて、毎月第4日曜の11:00~15:00まで開いています。興味のある方は是非、来店してみてください。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 岡山県

岡山県笠岡市 不登校児の割合が県内ワースト2

今月20日、岡山県の笠岡市教育委員会が文部科学省の2011年度学校基本調査(速報)において、市内の詳細な状況を発表したそうです。中國新聞が報じています。

同市の不登校児童の人数は、全国で最も割合の高い岡山県内の中でも2番目に高かったとのこと。
市内公立小学校に通う全児童2,521人のうち21人が年間30日以上を欠席しており、割合にすると0.83%。これは1.21%だった赤磐市に次ぐ数字です。

内訳をみると、高学年が約半数を占めていたそうです。欠席の理由として11人が「人間関係が築きにくい」「本人の不安や緊張」、4人が「親子関係の問題」と答えていました。指導をして登校できるようになった児童は2人で、指導中の19人のうち9人が「好ましい変化が見られてきた」とのこと。

笠岡市教育委員会では、魅力ある学校づくりの必要性を感じ、「不登校を生まない体制づくり全体構想の策定」に向けて各校から意見を募っています。来年度実施に向けて、喜びを感じる授業推進や支え合う学級集団づくりなどの方策の具体化を進めているそうです。

カテゴリー: 岡山県

小中学生の不登校 全国最低の8.1人 岩手県

朝日新聞によると、文部省で行われた不登校やいじめなどの全国調査で、昨年度の岩手県内における不登校小中学生の1000人あたりの割合が全国で一番低かったそうです。

小学校の不登校児童は135人、中学校の生徒は741人で、小中学生の不登校生徒児童は1000人あたりで8.1人と、全国平均の11.2人を大きく下回りました。また、小学校から高校までの暴力行為といじめ認知件数の1000人当たりの割合も全国平均の半分以下でした。

岩手県内のいじめの認知件数は小学校で124件、中学校が123件、高校で79件の計338件で、このうち244件は「既に解決しているもの」だそうです。

県法務学事課と県教委によると、昨年度の認知されたいじめは「本人の訴え」が100件、「本人の保護者からの訴え」が75件で被害者側の申告は半数を占めていましたが、教員が見つけたのは48件しかありませんでした。

調査結果は学校側が認知しているだけの件数なので、今後はいじめや暴力の実際の状況をどのように把握するかが課題となっているようです。

カテゴリー: 岩手県

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