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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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文部科学省が不登校の時期について調査 夏休み明けが最多

文部科学省は不登校経験のある児童を対象に、学校を休み始めた学年・時期について調査しました。それによると、最も多い回答は「中学1年生の7月~9月」、次いで「中学2年生の7月~9月」だったそうです。

どちらの回答も夏休み明けに集中しており、専門家や研究者の間では、長期休暇による生活リズムの乱れが、原因の一端として分析されています。

不登校児童に対する追跡調査を国が実施するのは2度目。今回は2011年度に行われ、1度目(2006年度)の調査時に中学3年生だった不登校経験者1584人から回答を得ました。

調査内容は小学1年生から中学3年生までの「7月~9月」「10月~12月」「1月~3月」の期間、どの時期から学校を休みがちになったのかを尋ねるもので、最も多かった「中学1年生の7月~9月」は全体の12.9%、次に多かった「中学2年生の7月~9月」は全体の10.7%でした。

また、不登校になった学年は中学1年生が最も多く、回答者全体の29.8%が、4月~12月にかけて不登校を経験しています。

文部科学省は近く報告書をまとめ、不登校の予防に向けた支援策を検討するそうです。

カテゴリー: 国の取り組み

高知 発達障害に関する保護者ネットワーク設立へ

高知県で、発達障害の子どもを持つ保護者によるネットワーク「高知LD親の会sky」が、2014年4月に設立されるそうです。設立総会と記念講演会を4月13日に行う予定で、同会はその参加者を募集しています。

「高知LD親の会sky」は昨年の春から設立に向け準備を開始。全国組織である「全国LD親の会」のサポートを受けながら、障害への理解を深めてもらうための勉強会や、保護者同士のネットワークづくりに関する情報交換会を行ってきました。

今後は会報の発行や相談会の実施も予定しており、同会は「一人一人違う状況の子どもたちを、空(sky)のように、自然に見守るような会にしたい。ぜひ参加を」と意気込んでいます。

当日は午後1時から設立総会、午後2時から高知大学教育学部教授の寺田信一氏による講演が行われます。

■設立総会に関する詳細■

【日時】
2014年4月13日(日)午後1時~

【場所】
高知市東部健康福祉センター(高知市葛島4丁目3-3)

【申込方法】
連絡先を明記の上、メールもしくは郵送
メール:kochild.sky@gmail.com
郵送:〒780-0818 高知県高知市宝永町 高知宝永町郵便局留め

【申込締切】
2014年3月29日(土)先着100名

【お問い合せ】
080-2973-6068「高知LD親の会sky」

カテゴリー: 高知県

京都 フリースクールに出会いの森

京都府亀岡市にあるフリースクール「アウラ学びの森知誠館」において、子どもたちと、職人や技術者との交流を目的とするスペースが設置されました。

同スクールには不登校やひきこもりの子どもたちが通っており、今回のスペース設置は職人気質の大人たちと話をすることで、子どもたちが自分の将来像を描けるようになることを目的としています。

スペースの広さはおよそ150平方メートルほど。「小さな森の出会い場」と命名されたその場所には、カツラやシラカシなどの木が植えられており、大きな円のテーブルで団欒できるようになっているのが特徴です。

知誠館代表で、スペースづくりの実行委員長でもある北村真也氏は「仕事に対してこだわりを持つ大人との出会いを通じ、キャリア形成の面で新たな可能性を広げるのに役立てたい」と、スペースが有効的に活用されることを期待しています。

カテゴリー: 京都府

埼玉 不登校経験者らが運営するカフェ、4月に開店

埼玉県桶川市にて、「HIBIKI Cafe(ヒビキ・カフェ)」が昨年12月中旬にプレオープンしたそうです。

このカフェは浦和商業高校を卒業した10~20代の若者4人が「ひとりぼっちで苦しむ学生が気を遣わずに入れる場所を提供したい」という思いからオープンを決意。4月の本格的な開店に向けて一所懸命準備をしています。

4人とも小中学校ではいじめや不登校を経験するものの、高校で太鼓と出会い自信を回復。カフェの名前にはその太鼓集団「響」の名をつけました。

民家を改装した店内には特注のテーブルが置かれ、壁は「響」のファンが寄付をしてくれた本でいっぱいです。さらには学習机が設置されており、学校の授業スピードについていけない子どもたちが、店内で勉強できるよう配慮もされています。

今後はテラスや本棚をさらに設置し、4月にはハンバーグやパスタ、ケーキなどもメニューに加える予定です。

読売新聞のインタビューに、同メンバーの一人である飯島学さんは、「自分は一人じゃないと思える場所があれば立ち直れると思う。このカフェで立ち直るための一歩を踏み出してほしい」と答えていました。

カテゴリー: 埼玉県

和歌山 不登校の子どもたちによる創作劇を開催

2月28日、和歌山県の田辺市教育研究所で、不登校の子どもたちによる創作劇が行われました。同研究所は不登校の小・中学生を支援しており、今回の創作劇は初めての取り組みです。

同研究所に通う児童生徒は、小学5年生から中学3年生までの19人。出演者9人を除く10人も、大道具や照明などのスタッフとして協力し、演出や舞台背景を担当する指導員と共に劇を盛り上げました。

創作劇のタイトルは「ぼるも・ばるんと子どもたち」。夏休みに蔵で古地図を発見した子どもたちが、その地図を頼りに辿り着いた洞窟で「ぼるも」「ばるん」という妖怪と出会い、楽しいひと時を過ごすという物語です。

1月の中頃から練習を開始。2月28日の本番までは約1ヶ月と短いものでしたが、授業中は集中して勉強するのが苦手な子どもたちも、この時ばかりは役になりきり、「まるで本当の俳優みたい」と笑いあったそうです。

所長の大倉教由さんは「みんな積極的に参加してくれる。集会でいつも聞き役だった生徒が、自ら提案できるようになったり、人前でも堂々と話せるようになったり、短期間で大きく変化した。頑張りを多くの人に見てもらいたい」と話しました。

カテゴリー: 和歌山県

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