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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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不登校受け入れ拠点、コロナ禍で利用者増 改修へ寄付呼び掛け

不登校の小中学生や引きこもりの若者を受け入れている宮城県気仙沼市の一般社団法人「フリースペースつなぎ」は、活動場所を広くするため隣接する旧牛小屋の改修資金をクラウドファンディング(CF)で募っている。新型コロナウイルスの感染拡大などで増える利用に対応する。

2018年から拠点とする築50年以上の「つなぎハウス」(木造平屋約60平方メートル)が手狭になり、築80年以上で木造2階の旧牛小屋の1階部分を改修する。15畳の広間とし、現在のハウスと結ぶ通路も設ける。床や壁の整備、電気工事など、改修費用の総額は約300万円を見込む。

13年2月の発足当初約10人だった利用者は年々増え、現在は小学校高学年~20代半ばの21人が登録し、1日平均10人ほどが通う。東日本大震災による生活環境の変化や経済的打撃が不登校の一因となるケースが目立ったが、今春は新型コロナの影響で不安定になったとみられる家庭や子どもの相談も増えた。
つなぎ代表の中村みちよさん(53)は「狭い空間に遊びたい子も静かに学習したい子もいる。敏感な子も多く、伸び伸びした活動が難しくなっている」と話す。窮屈さから利用相談を断らざるを得ないケースも出かねないとし、「多様な学びの場を守れるよう協力をお願いしたい」と呼び掛ける。

CFの目標金額は250万円。CFサイト「レディーフォー」から寄付でき、締め切りは30日午後11時。

CFサイト「レディーフォー」のウェブページ:https://readyfor.jp/projects/71698

カテゴリー: 宮城県

不登校、安心の学び場を提供 「熊本学習支援センター」 入校希望相次ぎ7校目開校 

不登校の小中高校生に学びの場を提供する「熊本学習支援センター」が、熊本市内を中心に広がっている。入校希望が相次ぎ、今月5日には7校目の健軍校(東区)が開校。児童生徒たちは、安心して学べる居場所として利用している。

センターは、県内私立校の教員らでつくる熊本私学教育支援事業団が2015年に創設した。熊本市と人吉市の7校では、ボランティアの教員や大学生ら約80人が学習をサポート。通信制・定時制高校の生徒も足を運ぶ。児童生徒の費用は月に1万~2万円。

6日午後、健軍商店街にある健軍校では、通信制高校2年の男子生徒が日本史のリポートをまとめながら大学生に質問していた。

生徒は中学で不登校を経験。普通高校に進んだが生活のリズムが合わず、通信制に転校した。定期的に課題やリポートを提出する必要があるため週に数回センターに通っており、「家で1人だとスマホを見て怠けるし、何となく気がめいる。ここに来れば分からない事を聞けるので、勉強しようという気持ちになる」と話す。 文部科学省によると、不登校の小中高校生は全国的に増加傾向で、19年度は23万1372人。県内は3317人だった。要因は「友人関係を巡る問題」が目立ち、学校でのコミュニケーションに悩む子どもが多いという。

現在、7校のセンターには計約130人が通っており、別の50人は提携先の通信制高校に在籍。事業団は20校まで増やすことを目指すほか、生活支援のため大江校(中央区)に併設する子ども食堂も各校に広げる。

仙波達哉センター長(66)は「引きこもり、不登校、中途退学など、それぞれの状況に合わせた支援が求められている。居場所のない子どもが気軽に立ち寄れる場所にしたい」と話している。(熊本日日新聞)

カテゴリー: 熊本県

グローバルスキルを身につけ、総合型選抜で大学進学を勝ち取る通信制高校が誕生!今秋に特待生募集!

「探究アカデミ-東京校(錦糸町校)」が精華学園高等学校から誕生!志を高め、志望大学の合格を叶える新時代の高校、今秋に特待生募集!
学校法人 山口精華学園 精華学園高等学校(以下精華学園)錦糸町校は2021年9月1日より「探究アカデミ-東京校」に名称を変更します。探究学習を通じて「自分の好きを発見し、実現する力」を身につけ、総合型選抜入試で国内と海外の進学を目指します。

探究とは、生徒自らが設定したテーマに対して、情報収集や分析し、意見交換や協同して学ぶことを通して、自分の思いを伝え課題解決をする学習活動です。学習指導要領の改訂に伴い、来年度より総合的な探究学習が導入されることが決まっています。世界や社会の変化に応じて求められる教育に合わせ、「一人ひとり学び方や進度は違っていい」「好きなことを見つけ、実現したい」「自分の興味分野を大学でとことん学びたい」という高校生の学習目的に特化すべく、錦糸町校は「探究アカデミ-東京校」として生まれ変わります。

これまでの通信制高校は、不登校児のための第三の高校というイメ-ジがありました。しかし今、不登校児は20万人を超え「学校に行かない選択」が社会に認められる変化が起きています。要因の一つとして「全日制の学校」に行かないという選択肢を中高生に与えたN高、ゼロ高のような通信制高校や通信制サポート校が市民権を得るようになった背景があります。通信制高校の最大のメリットは、時間的・空間的な余裕を持ちやすいことであり、生徒一人ひとりが、自身の興味・関心に合わせて探究する時間を多く取ることが可能です。

探究アカデミー東京校では、その中でも、海外でのフィールドワーク(現在はオンライン実施)を積極的に取り入れ、より生徒たちの世界観を広げていきます。社会が求めている目の前の社会課題を解決する力に加え、10年後、20年後の社会課題まで考えて、解決に導く“人財”を育んでいきます。今後は「あなたの出身校は?」ではなく、「あなたは何が出来ますか?」「あなたは何をしてきましたか?」が問われる時代になります。これは、総合型選抜入試で問われる力です。探究アカデミ-東京校では、探究活動を通して、失敗と成功を繰り返しながら社会課題の解決力とあったらいいな!の創造力を身に付け、一人ひとりが理想の‟働く”を実現する教育を提供します。

【特待生制度について】
探究アカデミー東京校では、チャレンジマインドのある高校生を対象とした特待生募集をします。学ぶ意欲があるのに、探究学習の仕方が分からないと悩む生徒や、自分は好きなことがないという生徒もぜひ、お申し込みください。

特待生募集オンライン説明会開催
第1回 9月19日(日)10:00~ 11:00
第2回 9月25日(土)18:00~ 19:00
※詳細はこちら https://www.seika-skytree.jp/news/473/

カテゴリー: 学校・NPO情報

奄美市に初のフリースクール 9月、名瀬伊津部勝に開所

鹿児島県奄美市に9月1日、初の民間フリースクール「MINE(マイン)」(同市名瀬伊津部勝)がオープンする。週2回開所し、学校へ行けない、行くのがつらいと感じている子どもへ居場所を提供する。9月1、6、8日は利用希望者を対象に無料体験・相談会があり、運営者は来場を呼び掛けている。

フリースクールはさまざまな背景を持つ子どもへ、小・中学校、高校の代わりに過ごす場所を提供する民間の教育機関。

マインは古民家を改修し整備した。対象は小~中学生と通信制高校の生徒。(1)子どもが安心して自分と向き合い、元気になれる(2)自分の興味を大事にできる(3)自己選択、自己決定ができる―ことを重要視し、日中の過ごし方や通う頻度、などは利用者の子ども自身が決める。

運営スタッフは不登校経験者や、子どもが学校へ行けないなどの悩みを持ったことのある親ら約10人。当面は毎週月・水の2回開所し、スタッフが2人以上常駐する。体験型イベントや他県のフリースクールとの交流などの単発プログラムなども計画している。

林花穂代表(47)は「フリースクールは心と体を休め、自分を取り戻す場所。次の一歩を踏み出す前の足掛かりとなれるようサポートしたい」と語った。

月謝登録制で、時間は午前9時から午後3時ごろまで。利用料は月13000~19000円。このほか、毎週土曜日は高校生らを対象に学習支援教室も実施する(平日の活動との併用可)。問い合わせは電話090(5287)6115林代表。

カテゴリー: 鹿児島県

不登校特例校に富谷中を指定へ 東北で初めて

不登校の生徒を受け入れ、特別な教育課程による学習支援を行う国の「不登校特例校」に、宮城県富谷市の富谷中学校が東北で初めて指定されることになりました。
宮城県富谷市の若生裕俊市長は、25日の会見で、富谷中学校が、8月30日付で文部科学省から「不登校特例校」の指定を受けることを明らかにしました。「不登校特例校」は、不登校の生徒の実態に配慮して年間の授業数を抑えたり、個別学習をしたりする教育を行うものです。指定に伴い、富谷中学校は、2021年4月市内の西成田コミュニティセンターに西成田教室を開設し、少人数での授業を行います。富谷市では、2020年、市内の中学生の約4%にあたる80人が不登校となっていて、20人を定員として9月から募集を開始するということです。不登校特例校に指定されるのは、東北では富谷中学校が初めてです。

カテゴリー: ニュース

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