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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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外国人子女、日本語分からぬままつらい授業

1月28日の岩手日報によると、岩手県内の小中学校には日本語が分からないまま学校生活を送る外国人生徒がいるそうです。そのような生徒たちには、授業についていけず不登校になってしまったり、進学や就職の夢を諦めてしまうケースが多くみられます。

日本語が苦手な生徒への支援として、対象者が多数いる学校では生徒数をカバーできるほどの日本語指導教諭を国が特別配置しますが、同県の多くの学校のように外国人生徒が少数の場合、各市町村の教育委員会に対応が委ねられています。
同県内では、地域に日本語指導ボランティアがいる場合を除き、外国人への指導経験がない教諭に日本語を教わるケースがほとんどらしく、日常会話がやっとできる程度で授業は分からないまま卒業してしまう子どもも多いそうです。

日常生活が不自由なく過ごせるくらいの日本語を身に付けられても、授業についていけなければ、そのような生徒たちが不登校から抜け出すのは難しいでしょう。

一関市教育委員会の小菅正晴教育部次長は「年度途中の転入やいつ来るか分からない外国人児童生徒に市が単独で予算や人材を確保するのは難しい」と、国や県などの支援を求める姿勢を示しているようです。

カテゴリー: 岩手県

広島県臨床心理士会 電話相談開く

中國新聞によると、広島県臨床心理士会は1月30日(日)に家庭や学校、職場などでの悩み相談に応じる「こころの健康電話相談」を開くそうです。

9時から17時まで、県内の臨床心理士が交代で相談に対応し、必要に応じて不安を和らげるアドバイスや専門機関を紹介してくれます。

日本臨床心理士会が毎年行う全国一斉の電話相談事業の一環で、同事業が実施されるのは通算12回目、県内では4回目。毎回数多くのうつ病や不登校、発達障害などに関する悩みが寄せられるそうです。

少しでも負担を減らせる良い機会だと思いますので、悩みがある方は是非、相談してみてください。

相談は無料。
TEL:082-849-4114(※当日だけ通じる専用電話です)

カテゴリー: 広島県

不登校対策を改定

1月25日の神奈川新聞によると、横浜市教育委員会が不登校の予防、対応を分かりやすく整理し、各学校の状況や地域の特性に応じたきめ細かな支援内容を提示した新たな不登校対策アクションプランを策定しました。

同プランは2004年に立案されたましたが、児童・生徒を取り巻く環境が変化したことや一人一人の実情を踏まえた支援の必要性などがあることから、今回改定に至りました。

学校と市教委の両者に対する予防策・対応策が盛り込まれており、学校の予防策として「不登校の早期発見・対応に向けた体制づくり」「一人一人の良さが認められる集団づくり」が、対応策としては「子どもの状況に応じて本人への支援」「保護者との協働」などが提示されています。

プランは下記ホームページに掲載されていますので、是非、ご覧になってみてください。
↓↓↓
http://www.city.yokohama.jp/me/kyoiku/plan_hoshin/futokoplan_kaitei.html

カテゴリー: 神奈川県

「ユア・フレンド」 熊本大学で意見交換会

毎日新聞によると、1月22日(土)に熊本大学の学生が不登校の子供たちとふれあう不登校対策事業「ユア・フレンド」の意見交換会が熊本大学で行われ、学生たちは活動の喜びや悩みを話し合いました。

「ユア・フレンド」は子供たちの心の居場所を作ろうと、2002年に熊本市教育委員会と同大学教育学部が連携してスタートさせました。同学部では146人が「ユア・フレンド」に登録し、そのうち116人が学校や家庭を訪問して子供たちの話し相手になっているとのこと。

意見交換会では「周りの都合で学校に行くようせかすのではなく、子供のことを考えて温かく見守ることが必要」「私たち自身も楽しむ姿勢が大切」などの意見が出たそうです。

カテゴリー: 熊本県

長野県 不登校生が上半期の横ばい

1月22日の毎日新聞によると、今年度上半期(4?9月)の長野県の公立小中学校と高校を30日以上欠席した「不登校」の児童生徒は1929人で、前年度同期のほぼ横ばいだったそうです。

長野県は不登校の生徒数が全国でも高い水準にあり、前年度同期と比べ、小学生は22人減の266人、中学生が14人減の1198人、高校生が45人増の465人だったとのこと。全体に占める割合としては、小学生が0.22%、中学生が1.94%高校生0.91%という結果になりました。

学年別の不登校は中学3年生の545人が最多で、過去の数値と比較して最も増えたのは現在の中学2年生。前学年の222人から479人に倍増したと伝えられています。

不登校になったきっかけで最も多く挙げられたのが、小中高いずれも「本人にかかわる問題」で、全体を占める割合は小学生が63.9%、中学生が63.3%、高校生が46.7%。その他の回答として、小学生では「親子関係」、中高生では「いじめを除いた友人関係」が続き、いじめが原因の不登校生は小学生7人、中学生38人、高校生1人だったそうです。

また、昨春に中学を卒業した不登校生徒707人にも調査を行ったらしく、卒業時の進路は進学が605人、就職が13人、学校に行かず職にも就かない「家居」が83人でした。
しかし、半年後には学校在籍者が581人に減り、在職または転職が16人、家居は96人と増えており、家居のうちの47人が引きこもりがちだということです。

学校在籍者が減ってしまったことや家居が増加してしまったのは残念ですが、不登校から立ち直ることができた生徒には、夢や目標に向かって進んでいって欲しいと思います。

カテゴリー: 長野県

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