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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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栃木 いじめ対策で副校長・教頭を対象に研修

読売新聞によると、大津市のいじめ事件を受け、7月30日に栃木県教育委員会は、県内公立小中学校の副校長・教頭を対象に、いじめに特化した研修を行ったそうです。昨年まで不登校問題などといじめ問題を合わせた研修はしていましたが、いじめだけの研修は珍しく、参加者は県教委が力を入れていると実感したとのこと。

研修は「県公立小中学校教頭連絡会議」の中で実施されました。同会議は県や国の教育施策を現場の教頭に理解してもらうため、年に1回開催しています。毎年学校の運営や教育に関する問題を県教委事務局が説明。生徒指導に関しても、今までは生徒の不登校や暴力行為など様々な問題について説明されていましたが、今年は約30分間いじめ対策の研修を行いました。

県教委の児童生徒指導推進室長は「いじめはどの学級にも起こりえるし、どんな子も加害者や被害者になり得る」と念押ししたうえで、「教諭の個人的な判断だけでいじめを判断せずに学校として調査や指導をしていくべきだ」と呼びかけたそうです。

宇都宮市立若松原中では生徒にいじめや嫌な思いをしたことに関するアンケートを実施。さらに三者面談や保護者からのメールなどで状況を把握するようにしています。小森一則副校長は「子どもからの小さなサインでも見逃さないよう、細かい調査結果もしっかり調べていきたい」と話していました。

カテゴリー: 栃木県

愛知 不登校児童 最多の1787人

愛知県が7月27日に公表した学校基本調査で、2011年度の県内小学校の不登校児童数が過去最多の1787人であったと朝日新聞が報じています。県教委がスクールカウンセラーを増やすなどの対策をしていますが、追いついていないのが現状のようです。

愛知県の不登校児童は前年度より111人増え、全児童(約43万人)の0.41%で1991年の調査開始以来、最多となりました。中学校の不登校生徒は前年比21人増の6232人で全生徒(約22万人)の2.84%でした。
県によると、公立中学校全校ではスクールカウンセラーを配置していますが、小学校は4校に1校の割合でしか配置できていないことなどが不登校児童数が大幅に増加した原因とみています。

また、1年以上所在のわからない小中学生は前年度で全国最多の272人から63人に激減したことも明らかになりました。他の学校に入学したり、国外に転出した分を除いたため減ったようです。
県内最多の57人不明小中学生がいる名古屋市教委は「前年度の調査では近所の情報などから状況を把握していても、役所に届け出ていない場合は不明事例に入れていましたが、今回は事態を重要視して回答しました」と説明しています。

調査は県内すべての幼稚園、小中学校、高校などを対象に、児童生徒数や進学率などを集計したとのことです。

カテゴリー: 愛知県

長野 不登校やいじめの議論 「子ども部会」が会合

子どもをめぐる施策を検討している長野県「子どもの育ちを支えるしくみを考える委員会」の子どもたちによる部会「信州子どももいっしょにプロジェクト」は7月21日、松本市で2回目の会合を開きました。小学4年生から高校2年生までの12人が参加し、本格的にいじめや不登校など、今後話し合っていくべき問題を出し合ったそうです。

大津市の事件などを受け、いじめや暴力など友達関係の意見が多く、ケンカといじめの違いや仲間はずれ、陰口の理由について考えたいなどの意見も出ました。

不登校の話題になって、高校2年生の不登校経験者は「原因はそれぞれ違うので個々に対応してほしい」「本人が努力していることは認め、テストの点数だけで評価しないでほしい」と語っていたそうです。

同委員会は長野県が2011年度に設置しました。子ども施策を検討するには、当事者である子どもの意見を直接聞くのがよいのではないかと本年度に同部会を設立したとのこと。
この日出たテーマについては11月までに討議を重ねて、同委員会に提案することになっているそうです。

(資料:信州毎日新聞)

カテゴリー: 長野県

三重県津市 不登校支援 相談窓口開設

不登校の子どもを支援する「みえ不登校支援ネットワーク」が、7月2日に臨床心理士による無料相談窓口を設置しました。

三重県内では不登校の児童生徒を支援するのは初めての試みで、ネットワークには現在約40団体が加盟しています。来年2月までは毎週月曜日に津市広明町の津ビル2階で窓口を開き、相談などに対応するそうです。

事務局のNPO法人フリースクール三重シューレの石山佳秀代表は、県内の小中高校での不登校数は3%前後となっており、保健室登校の児童生徒を入れるとさらに多いとみています。

石山代表は、子どもの成長度合いに対応した支援が必要と考え「不登校専用窓口を設置することで、それぞれの子どもに対応した総合的なサポートができる」と語っていたとのこと。

窓口は完全予約制で1回が50分程度となっています。是非お気軽にご相談されてはいかがでしょうか。

【お問い合わせ】
三重シューレ  TEL:059-213-1116

(資料:中日新聞)

カテゴリー: 学校・NPO情報, 三重県

引きこもり支援 全国連絡協議会 横浜で開催

6月29日にひきこもりの人やその家族を支援するために、自治体などが設置している「ひきこもり地域支援センター」の全国連絡協議会がこの度初めて横浜市で開催されたことを日本経済新聞が報じています。16道府県と9政令市の支援センター責任者や専門家ら約60名が参加し、支援方法や課題について情報交換をしたそうです。

相談者の直接訪問ではスタッフ不足や本人の了解を得ることのむずかしさを訴える声が出ていたそうです。精神科医などの専門医との連携を指摘する意見もありました。

地域支援センターは社会福祉士などの専門家に相談できる地域の窓口として、厚生省が全国に約40か所設置しました。昨年の12月には連携の強化を目的とした全国連絡協議会が発足。厚生省の推計によると、全国では約26万世帯に引きこもりがいるとみられているそうです。

 

カテゴリー: 神奈川県

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