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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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福岡市の不登校 2年連続で1000人未満

2012年6月11日、福岡市の教育委員会によると2011年度の不登校生徒は997人で、2年間続けて1000人未満だったことが判明したと朝日新聞が報じています。

福岡市教育委員会は2009年度に不登校のひきこもり対策支援を実施し、始めた頃の不登校の数は1264人でした。
2011年度の小学校の不登校児童は前年に比べると23人多い143人、中学生が8人少ない857人で、全体では2010年度に比べ15人増えてしまいました。それでも2008年度よりは大幅に減らすことができ、不登校生徒児童の割合は小学校で0.19%、中学校で2.41%で「かなり低い水準」だそうです。

不登校になっても、その後再び学校に通えるようになった生徒の数は、2011年度の222人から92人増えて314人となっています。
福岡市教育委員会は不登校対応専任の教員を配置するなどして対応しているそうです。家庭環境に問題のある場合は、関係機関と連携を取りながら改善を図るためにソーシャルワーカーを配属し、現在は10校の中学校で不登校のケアをしています。

カテゴリー: 福岡県

兵庫県に不登校の支援団体「ドーナツの会」の相談所を開設

今月10日に兵庫県豊岡市に、ひきこもりや不登校の人たちの支援団体「ドーナツの会」の相談所が開設されたそうです。

同会は2011年11月に元小学校長や臨床心理士などが集まりスタート。現在まで保護者を中心に30件以上の相談が寄せられているとのこと。相談を受ける場所は主に喫茶店や相談員の自宅でしたが、利用者からは常設の相談所設置を求める声が出ていたそうです。

「気軽に立ち寄ってもらい、相談を継続しながら、立ち直る姿が見えてくる場にしたい。ひきこもり、不登校の子どもに悩む親同士が話し合える雰囲気をつくりたい」と、代表の上坂充さんがコメントしています。

相談所には相談員が常駐し、月~金曜日の13時~17時まで開いています。今後の活動として不登校や義務教育終了後のひきこもりの相談、カウンセリング、医療・就労相談、ひきこもりがちな若者のスポーツ・文化・農業体験、研修会などを予定しているとのことです。

(参考:毎日新聞)

カテゴリー: 兵庫県

高知で「不登校児対応アドバイザー」の養成講座を開催

5月19日(土)、20日(日)に高知県で、不登校やいじめで悩んでいる子どもたちに対応するアドバイザーの養成講座が開催されると毎日新聞が伝えています。

講座を主催しているのは「全国webカウンセリング協議会」(東京都)。同協議会は不登校やひきこもり、ニートの若者とその家族をサポートしており、全国各地で講座を開いています。高知県では初めての実施とのこと。

今回開催される講座は3種類で、不登校の子どもの相談などに対応する「不登校児対応アドバイザー」、絵画などに現れる感情や感性を読み解く心理療法士「アートセラピスト」、インターネットでのいじめに対応する「ネットいじめ(情報モラル教育)指導者」が予定されています。受講後に認定証が発行されるそうです。

高知県教育委員会によると、2010年度の県内国公立小中学生の不登校者数は1000人当たり13.2人(2009年度比0.5人増)で、全国平均11.3人(同0.2人減)を上回り全国ワースト4位とのこと。
各学校に配属されているスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカーは非常勤を含む計103人で、充分な人数とは言えない状況だそうです。
このような状況の中、専門のアドバイサーが1人でも増えることで、不登校児童・生徒の軽減につながるかもしれません。

講座に参加希望の方は、同協議会の公式サイトから所定の用紙をダウンロードし、FAXにてお申し込みください。
なお、高知県以外でも開催しているようなので、詳細は同協議会の公式サイトでご確認ください。

■全国webカウンセリング協議
公式サイト:http://www.web-mind.jp/

カテゴリー: 東京都, 高知県

埼玉 不登校対策で深谷市内全小学校に非常勤講師を配置

毎日新聞によると、深谷市教育委員会(埼玉県)が4月から不登校対策として、市内全ての小学校に音楽・家庭科を専門的に教える非常勤講師を配置したそうです。

小学校教員は全教科を担当することが基本。今回の施策で少しでも担任の負担を減らし、児童と向き合う時間をつくることが狙いです。

全19校のうち、音楽担当を配置したのは16校、家庭科は3校で、学校兼務を含めて計15人を雇用したとのこと。

不登校対策で主に課題となっているのは、小学校から中学校に進学し、環境の変化に馴染めずに不登校になってしまう、いわゆる「中1ギャップ」です。
同市でも、2012年度の小学6年の不登校出現率が0.6%である一方、中学1年では2%と約3倍に急増しています。
この現象は、全教科を担任が指導している小学校とは異なり、教科ごとに教員が変わるために配慮が行き届きにくくなっていることが要因の一つとして挙げられています。

同市の小柳光春教育長は「小学生のうちに担任以外の教諭と触れ合うことは、中学とのギャップ解消にもつながるのではないか」とコメントしていたそうです。

カテゴリー: 埼玉県

岡山県 「子ども応援センター」を開設

今月27日に岡山県教育委員会が、県内の小中高校をサポートするボランティアの登録・派遣調整を行う「おかやま子ども応援センター」を開設したそうです。

同センターは、不登校対策や学習支援に地域の力を活用する全県的な人材バンク。
活動内容は、登校の子どもの話し相手/補充学習の支援/専門知識を教えるゲストティーチャー/▽校内美化などが予定されているとのこと。

また、県教委は活動に協力できる個人や企業、団体の募集を開始。市町村をまたいで活動可能であることが登録の条件です。
登録者は県教委のホームページで氏名や活動内容が公開され、県教委が学校の依頼を受け、適任者を紹介するそうです。

登録を希望する方は県教委のホームページや公民館などで所定の登録用紙を受け取り、同センターにお申し込みください。

■申し込み先
おかやま子ども応援センター
TEL:086-226-7597

(参考:山陽新聞)

カテゴリー: 岡山県

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