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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

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11/16~17不登校・ひきこもりイベント情報「支援者向け研修会」開催 福岡

11月16日(水)~17日(木)、福岡県のアクロス福岡で支援者向け研修会「ひきこもりUXゼミナール」が開催される。主催団体は、生きづらさや孤独を解放し、人生と社会をリデザインすることを目標に活動している「一般社団法人ひきこもりUX会議」。今回の支援者向け研修は、2日間のプログラム。不登校・ひきこもりなど、苦しみを抱える人の「当事者視点」を軸に構成されている。

 プログラムでは、「当事者理解を深めるために」をテーマに、松山大学人文学部教授・石川良子さんによるレクチャーを受講できる。また、専門家以外にも、ひきこもり経験者による体験談や支援者として感じている悩みを共有できるワークショップなどを予定。研修を通して、さまざまな立場の人の思いにふれることができる。

ひきこもりUX会議の代表である林恭子さんは「支援者として感じている課題などを共有しながら、支援のあり方を編み出せる場になれたら。当事者も支援者も悩むひとりの人間として、おたがいの力を活かし、支援という取り組みの可能性を再発見できる場にしたいと思っています」と語る。詳細は下記を参照のうえ、お問合せを。

日 時 11月16日(水)~ 11月17日(木)※両日ともに10:00~17:00
会 場 アクロス福岡 6階 607会議室 (福岡県福岡市)
参加費 1万5000円
定 員 40名
登壇者 石川良子さん(松山大学教授)
主 催 一般社団法人ひきこもりUX会議
サイト https://fukuoka-uxkenshu2022.peatix.com/

カテゴリー: 福岡県

通信制高校の特色知って、あなたに合った進路を 新潟で7校合同相談会

新潟県内で学べる通信制高校と通信制サポート校7校が参加する合同相談会が23日、新潟市中央区の朱鷺メッセで開かれた。生徒と保護者ら約200人が来場し、個別ブースで各校の特色や具体的なカリキュラムについて説明を受けた。

新潟日報社が主催。通信制高校は単位制を採用し、個々に合った授業内容や学習の進度で学ぶことができる。通信制サポート校は通信制高校に通う生徒を学習面や生活面で支援する民間の教育機関。

相談会では各校がブースを設け、担当者がタブレット端末で授業風景の動画を流したり、時間割のモデルを見せたりしながら学校生活について説明。「オンライン講座が充実している」「指定校推薦もあり、大学の単位も先取りできる」などとアピールした。

参加した新潟市西区の中学3年の女子生徒(15)は「自分に合った高校を探そうと思って参加した。オープンキャンパスにも行ってみたい」と話した。
(新潟日報社)

カテゴリー: 新潟県

「夜間中学」佐賀北高校に2024年4月開校へ 十分に教育受けられなかった人など対象に夜授業 佐賀県

十分な教育を受けられなかった人などを対象に夜に授業を行う「夜間中学」について佐賀県教育委員会は、佐賀北高校の通信制の校舎に2024年4月に開校すると発表した。

【県教委・落合裕二教育長】
「それぞれ学びたいという志を持って、それぞれの目標に向かう人たちを応援できる学校にしていきたい」

県教育委員会の落合裕二教育長は25日の会見でこのように述べ、県立で設置する方針を示していた「夜間中学」を再来年の2024年4月に開校すると発表した。

設置場所としてはアクセスが良く県全体から通学できるとして佐賀市にある佐賀北高校の通信制校舎を活用するとのこと。
通信制は月2日の登校日があるが、日中のため夜間中学の時間帯とはかさならず「施設の有効活用ができる」としている。
来月の定例県議会に提出される補正予算案には、職員室などを作る施設改修の設計費として255万円が計上されている。
(サガテレビ)

カテゴリー: 佐賀県

定時制や通信制の高校生の作品展 山形市の県立霞城学園高校

県内の定時制や通信制の高校に通う生徒が制作した絵画や書道などの作品展が、山形市の県立霞城学園高校で開かれました。

県内の定時制や通信制の高校で作る団体は生徒たちが制作した絵画や書道などの作品を、毎年、展示していて、ことしの会場となった山形市の霞城学園高校では、128点の作品が展示されました。

このうち、絵画の部で金賞を受賞した霞城学園高校通信制の青山涼夏さんの「神社」という作品は、鳥居の赤色や木々の緑色が優しいタッチで描かれています。

また、手芸の部で銀賞を受賞した霞城学園高校通信制の川崎真子さんの作品は、女性アイドルの衣装をテーマに作られ、金山杉の葉の緑をイメージした胸元のフリルが特徴的な作品です。

地元の冬の風景を撮影し、写真の部で金賞を受賞した県立酒田西高校定時制の工藤菜々美さんは「受賞できると思っていなかったのですごく嬉しいです。賞をもらって自分に自信が出たので、大人になっても撮りたいと思いました」と話していました。(山形 NEWS WEB)

カテゴリー: 山形県

義務教育・高校WGで学びの多様性を議論へ 中教審特別部会

中教審の「個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実に向けた学校教育の在り方に関する特別部会」は10月3日、第2回会合を開き、義務教育と高校教育のそれぞれの在り方を検討するワーキンググループ(WG)を新たに設置することを決めた。学びの多様性を実現する方策のほか、義務教育WGではオンラインの活用や学校教育になじめない子供への対応、高校教育WGでは全日制・定時制・通信制などの制度の在り方などを議論する。委員からはビジョンや理想にとどまらず、具体的な財源などを議論すべきだとする声や、好事例だけでなく、うまくいかない事例の検証を求める声があった。

「義務教育の在り方WG」では▽義務教育の意義(①豊かな人生を切り拓き、持続可能な社会の創り手となる子供たちに必要な資質・能力と学校が果たす役割②全ての子供たちの可能性を引き出す学びの実現)▽学びの多様性(①個別最適な学びと協働的な学びの一体的な充実を通じた主体的・対話的で深い学びの具体化②多様性と包摂性に基づく学校文化の醸成③学びにおけるオンラインの活用④学校教育になじめないでいる子供に対する学びの保障)などを主な検討事項とする。

 一方、「高等学校教育の在り方WG」の検討事項は▽「共通性」と「多様性」の観点からみた高校教育の在り方▽高校制度の望ましい在り方(全日制・定時制・通信制、少子化が加速する地域など)▽「スクールミッション」「スクールポリシー」を体現し、「社会に開かれた教育課程」「探究的な学び」を実現するための校内外の体制▽文理横断的な教育、産業界と一体となった実践的な教育の推進――など。

今回の会合ではWG設置について、委員から多くの意見が寄せられた。今村久美委員(認定NPO法人カタリバ代表理事)は「ビジョンや理想を検討する会にとどまらず、何で実現するのかをちゃんと(現場に)下ろせるような議論の場でありたい。ここ最近、ビジョンについては審議がされているが、現場が運用できない、人もお金もないという状況。リーダーシップのある教育長がいればリソースを獲得して実現できるが、それに委ねていると地域間格差が生まれる」と指摘した。

また貞廣斎子委員(千葉大学教育学部教授)も「グッド・プラクティス(好事例)だけでなく、うまく行っていないところにむしろ目を向けていただきたい。何となく『教師がやっていないからだ』というぼんやりした分析ではなく、『教師はやる気だが、こういうものが決定的に足りていない』など、優先順位を付けながら必要なリソースを確保するための議論をする必要がある」と述べた。

高校教育については、不登校経験者が通信制高校を選んだり、全日制から定時制・通信制に転学したりというケースが相当数あることを踏まえ、奈須正裕委員(上智大学総合人間科学部教授)が「通信制・定時制高校に多くの子供がある意味で『逃げ込んでいく』という現状、そうせざるを得ないお子さんの現実があるということは、逆に言えば全日制、あるいは普通科が全く対応できていない部分がかなりあるのだろう。うまく行っていないのはなぜかを明らかにして、サポートしていくことが必要だ」と語った。

さらに堀田龍也部会長代理(東北大学大学院情報科学研究科教授、東京学芸大学大学院教育学研究科教授)は「これからWGに分かれて議論していくが、(義務教育WGと高校WGが)互いが見えるようにした方がよいのではないか。カリキュラムの柔軟化や個別最適な学びは高校の方が進んでいると思うが、それをどこまで義務教育で取り入れられるのかを検討するためにも、義務教育側でも知っておいた方がよい」と指摘。

荒瀬克己座長(独立行政法人教職員支援機構理事長)も「互いにどんな議論をしていくか、初等中等教育全体でもって考えていくことも非常に大事になってくる」と応じた。
(教育新聞)

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