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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘北海道’ Category


北海道 千歳市教育委員会がいじめ防止に取り組む

千歳市では、市教育委員会がいじめ防止の取り組みなどについてまとめた「千歳市いじめ防止基本方針」を策定しました。市内の全24小中学校にカウンセラー配置を進めるほか、6月末を目標にそれぞれの学校ごとに基本方針も定める予定です。

この基本方針は、学校や家庭などでいじめ防止に向けた共通認識を図ることが目的。具体的には、年2回以上のいじめ調査アンケートの実施やカウンセラー設置によるいじめの未然防止と早期発見を目指しています。

2012年度に千歳市内で起きたいじめの件数は小学校8件、中学校で18件。市教育委員会はこれらに対し、「学校や市教育委員で対応し、全て解決に向かった」と話しているそうです。

カテゴリー: 北海道

登別市 不登校ハンドブックを作製

保護者との信頼関係構築やいじめ・不登校への予防と対策を纏めた「コミュニケーションハンドブック」を、登別市教育委員会と登別市校長会が作製したそうです。室蘭日報が伝えています。

「多様化する教育行政」に応えるため、以前に作製した保護者との信頼関係といじめ対応などを記載した小冊子に、カウンセリングのノウハウを織り交ぜた「最新の情報」を加筆し、編集しました。

ハンドブックは3部で構成されており、第1部の保護者との信頼関係構築では、「初期応対の重要性」「意見を聞く」「素早い行動」などが説明されているとのこと。また、良い印象を受ける電話対応のコツも紹介されています。

第2部には全国的に問題となっている学校現場でのいじめをピックアップ。構造と特徴、いじめた子どもと保護者への対応、予防策などの8項目が纏められており、「いじめられた子の保護」を最優先事項として挙げています。

第3部では不登校児童・生徒への対応を5章に分けて詳細に紹介。進級時に起こる小1プロブレム、中1ギャップ、高1クライシスのメカニズムにも触れ、「子どもの立場で考える」必要性を説いています。

登別市校長会の石垣則昭会長の(緑陽中学校長)は「現場の視点を大切に纏めた。いじめ対応については最新情報を盛り込んでいる。楽しい学校づくりに貢献したい」とコメント。市教委も「全ての教職員に活用してもらいたい」と期待を寄せているとのことです。

ハンドブックは”現場力“向上のため、約270人の市内全教職員に配られるそうです。

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公立学校の暴力行為1811件 北海道

毎日新聞によると、文部科学省が北海道の公立学校での暴力行為の発生件数が1811件(前年度比324件増)だったことを発表したそうです。この結果は2010年度の児童・生徒の問題行動調査からわかりました。

内訳は、小学校で55件(同34件減)、中学校で1322件(同278件増)、高校で424件(同80件増)。
昨年度から2週間以上のけがから軽微なものまでを暴力行為として報告することになり、全体的に件数が増えました。
暴力の種類では生徒同士が982件(同158件増)と半数以上を占め、次いで器物損壊469件(同18件増)、対教師271件(同103件増)という結果になりました。
児童・生徒1000人当たりの件数は3.5人と、全国平均の4.4人を下回っているとのこと。

また、いじめの認知件数は全体では4650件(同1260件増)で、小学校2148件(同521件増)、中学校1964件(同520件増)、高校528件(同228件増)。不登校は小学校742人(在籍比0.27%)、中学校3379人(同2.40%)、高校853人(同0.75%)と、昨年度に比べてほぼ横ばいだったそうです。

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北海道 いじめ36%、不登校11%増加

北海道新聞によると、文部科学省の問題行動調査でわかった小中学校・高校での2010年度のいじめは4731件(前年度比36.8%増)だったそうです。

内訳は、小学校で2148件(同31.8%増)、中学校で1977件(同34.3%増)、高校で596件(同76.8%増)、特別支援学校が10件(同47.3%減)と、高校の急増が目立ちました。

また、千人当たりでみると2.3件増加の8.3件で、全国の5.6件を上回るという結果に。

今回から都道府県ごとにも示されるようになったいじめの解決率は91.2%で、全国3番目に高かったそうです。

しかし、解決率は「いじめが解消した」と学校が判断するものですので、隠れた数字がある可能性も否定できないでしょう。

カテゴリー: 北海道

ひきこもり対策

引きこもり対策として北海道の4つの民間団体が、2010年7月に内閣府によって行われた引きこもり実態調査の結果を踏まえ、2010年末に「YOUスペース・若者支援フォーラム」を作ったそうです。

そのことについて毎日新聞は、『就労支援グループ、フリースクールに、合宿形式で自立を支援する団体、ひきこもりの若者と手紙で意思疎通を図るNPO法人も加わった。ひきこもりといってもタイプはさまざま。呼び掛け人の札幌自由が丘学園の杉野建史学園長は「うちで対応できなくても、横のつながりで対応の幅が広がる」と強調する。今後、体験者の報告会や合同相談会を計画している。』と伝えています。

全国各地で引きこもりの若者を支援するさまざまな団体が活動していますが、横の連携はあまりない状態。国も引きこもり対策として、関係機関が集まる地域協議会の設置を後押ししただけで、20カ所にしか設置されていないそうです。

これからは行政だけではなく、民間の機関が積極的に横のつながりを持ち、協力し合うことで、一人でも多くの若者が立ち直るきっかけを見つけられることを願っています。

カテゴリー: 学校・NPO情報, 北海道

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