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不登校、引きこもりからの復学、進学ガイド

Archive for the ‘ニュース’ Category


埼玉県、動画講座「発達障害の子どもにみられる不登校」無料配信

埼玉県と明治安田こころの健康財団は2020年9月8日から14日までの7日間、埼玉県公式YouTubeアカウント「サイタマどうが」にてセミナー動画「発達障害の子どもにみられる不登校〜不登校になる要因と、不登校の予防と対応〜」を配信する。Webページの電子申請システムにて申し込むことで、動画視聴に必要な情報がメールにて届く。

セミナーのテーマは「発達障害の子どもにみられる不登校」。発達障害を診るスペシャリスト日本屈指の精神科医とも紹介される信州大学医学部子どものこころの発達医学教室教授の本田秀夫氏の講演だ。

「発達障害の子どもたちは、物事の理解のしかた、感じかた、興味のもちかた、集中のしかたなどが平均的な子どもたちと異なるため、日常生活をスムーズに送ることが難しくなります。なかでも、一斉一律な指導を前提とした義務教育課程は、発達障害の子どもたちにとって大きな関門となります。実際、いまわが国で不登校となっている小中学生のなかで、発達障害の子どもの占める割合が多いと言われています。この講演会では、発達障害のある子どもたちが不登校になる要因について解説するとともに、不登校の予防と対応について考えます。」(本田氏)

対象は、発達障害支援に関わる方。参加費無料。要申込み。

◆動画セミナー「発達障害の子どもにみられる不登校〜不登校になる要因と、不登校の予防と対応〜」
配信期間:2020年9月8日(火)9:00〜14日(月)17:00
配信方法:埼玉県公式YouTubeアカウント「サイタマどうが」にて限定公開する
申込方法:電子申請システムにて申し込む
申込期限:2020年9月14日(月)13:00
対象:発達障害支援に関わる方

カテゴリー: ニュース, 埼玉県

ラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」

ラジオNIKKEI第1では、不登校に悩む保護者・教育関係者を支援するためのラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」を放送している。2020年度は9月1日より全3回の新シリーズで放送する。番組はラジオやパソコン、スマホで視聴できる。

こども教育支援財団は、不登校に悩む保護者・教育関係者を支援するため、2016年12月よりラジオNIKKEI第1の「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」に番組提供している。5年目を迎える2020年度は、お笑いコンビ「髭男爵」の山田ルイ53世を番組パーソナリティに迎え、3回シリーズで放送する。

9月1日放送の第1回のテーマは「コロナ禍の不登校生」。埼玉県立大学大学院の東宏行教授がゲスト講師として出演する。9月15日放送の第2回は「不登校生を支援する視点」、10月13日放送の第3回は「不登校生の声を聴こう」がテーマ。放送時間は、いずれも午後6時から6時30分。

ラジオ番組「未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜」は、不登校児童・生徒が通室する教育支援機関「東京大志学園」で行われる、不登校問題に特化した教育シンポジウムの収録や、経験者の声を中心に構成したシリーズ番組。「保護者」「教育関係者」「当事者(児童・生徒)」それぞれの立場に立った内容を放送している。

 番組は、ラジオやパソコン、スマートフォンで視聴できる。放送終了後には、ラジコのタイムフリーで1週間後まで視聴できるほか、番組Webサイトで視聴できる。

◆未来の学校 ラジオ分室 〜不登校支援を考える〜
放送局:ラジオNIKKEI第1
放送日時:
第1回 2020年9月1日(火)18:00〜18:30
第2回 2020年9月15日(火)18:00〜18:30
第3回 2020年10月13日(火)18:00〜18:30

カテゴリー: ニュース, 学校・NPO情報

「子どもの発達障害〜コロナ禍で見えてきた‘悩み’を共有する〜」オンラインフォーラム(9/6)開催!

小中学生の約15人に1人の割合でその可能性があるという「発達障害」。生まれつきの“特異な感覚”などが周囲に理解されにくく、「甘えている」「怠けている」と誤解されやすいことから、生きづらさを感じてうつや不登校、引きこもりにつながってしまう子も少なくありません。さらに、コロナ禍で不安と混乱が続く学校生活にペースがつかみきれずに1学期を過ごし、自信を失ったり、友だちから仲間外れにされたりするなどして悩みを深める事例が増え続けているとする医師の報告も届いています。では、家族や支援者は、今、どのようなことに留意しながら当事者を支えていけばいいのでしょうか。
今回のフォーラムは、専門家と支援者、当事者の生の声と、オンラインで参加いただく方々の思いをネットでつなぎながら進めていきます。「本人、家族、学校などは、それぞれどんなことができるのか。」「今、導入可能な“合理的配慮”とはどんなものか」などについて知恵を共有していきます。インターネット環境下にあるパソコン、スマートフォンで全国各地からご参加いただくことができます。

日時:9月6日(日)午後2時30分から午後6時

開催形態:インターネットでのライブ配信
※インターネットに接続された環境下にあるパソコン、スマートフォンなどから視聴できます。
※参加申込された方には、視聴に関する準備について、事前にお知らせいたします。
※Wi-Fi(無線)接続の場合、状況により映像や音声が途切れる場合があります。長時間になりますので、3G/4G/LTE回線でご視聴いただくと、データ通信量が決められた上限に達してしまう場合がございますのでご注意ください。
※参加者ごとに、個別のパスワードをお送りしますので、お一人ずつ事前申込が必要となります。

【出演】
本田 秀夫(信州大学医学部 子どものこころの発達医学教室 教授)
近藤 幸男(横浜市立鴨志田中学校 主幹教諭 / 通級指導教室 主任)
ほか、当事者や支援者等のご出演を予定しています。
詳細が決まり次第、ホームページでお知らせします。
<司会> 内藤 裕子(フリーアナウンサー)
申込方法:下記申し込みフォーム
https://www.npwo.or.jp/0906hattatsu
からお申し込みください。
参加無料(先着600人)※インターネットデータ通信料のみご負担ください。

締め切り:9月2日(水)午後7時

問い合わせ:NHK厚生文化事業団 事業部
メール event4@npwo.or.jp 電話 03-3476-5955 (平日午前10時〜午後5時)
※新型コロナウイルス感染症の影響等により変更が生じた場合は、ホームページにてお知らせします。

その他:このフォーラムの放送及び再配信の予定はありません。

主催:NHK厚生文化事業団

カテゴリー: ニュース

不登校生にアニメで授業 オンラインでも出席扱いに 大分

対人関係が苦手だけれど勉強したい……家から外に出られない引きこもりや不登校の児童生徒が、アニメのオンライン授業で学習できる取り組みを大分県教育委員会が始めた。
使用する民間の教材に教師役で登場するのはアニメのキャラクターで、人間は一切登場しない。
各学校の教育課程に従ってオンライン授業で学べば、登校しなくても公立小中高校で出席日数として認定する。

県教委が導入したのはパソコンやタブレット端末を利用した民間のオンライン教材「すらら」。熊本市教委が授業のライブ配信を始めるなど新型コロナウイルスの影響でテレビ会議システム「Zoom(ズーム)」を利用した授業は広がりつつあるが、「すらら」のポイントは人間が誰も登場しないことだ。

教材は全てアニメで作られ、教師役には著名な声優を使ったアニメキャラクター。人の目を見たり、会話をしたりするのが苦手な児童生徒でも、気後れすることがなく勉強ができる教材と県教委は考えた。児童生徒の学習状況は教員経験のある家庭学習支援員に送信され、学校と共有。メールやチャットを通じて質問などにも答えることができる。

県教委によると、県内の2018年度の小中高の不登校児は2216人。このうち教育支援センターやフリースクールなど学校とは別の教育の場とのつながりもない子供が約200人いた。長期の不登校や引きこもりが多数を占めるという。

こうした子供への教育機会の提供を念頭に、県教委がオンライン授業について不登校児の家庭に聞き取りをしたところ「人が授業するのでなければ受けられる」「相手と直接話さなくてもいいなら」などの声が寄せられた。今春、「すらら」での学習希望者を募集したところ、定員30人がすぐにいっぱいになった。県教委学校安全・安心支援課の宮崎好治課長補佐は「学びたい子の一歩踏み出すきっかけになるといい」と話す。

文部科学省は05年、不登校生が自宅でインターネットなどを活用して学んだ場合、一定の要件を満たせば校長の判断で出席扱いにできるとの通知を出した。だが、なかなか浸透していないのが現状で、文科省は19年10月にオンライン学習を出席扱いと認めるよう通知を改めて出した。

県教委の対応について、名古屋大の内田良准教授(教育社会学)は「学校や先生の持つ空気感に恐怖や不信感を持つ不登校生にとって、そのイメージを払拭(ふっしょく)するアニメでの授業は面白い取り組みだ。自宅にいながら出席が認められるのは、児童生徒にとってメリットが非常に大きい」と評価している。

カテゴリー: ニュース, 大分県

「オンライン授業はコロナ理由に限定」、福岡市教育委の通知に不登校の保護者落胆

新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、福岡市教育委員会が今月から順次始めているオンライン授業を巡り、不登校の子どもを持つ親から落胆の声が上がっている。受けられる対象がコロナを理由に登校できない子どもに限られ、それ以外は含まれていないためだ。市教委は「公教育の公平性」を理由に理解を求めるが、保護者からは「学校に行けない状況は同じなのに」と不満が漏れる。

福岡市は5月31日、オンライン授業の開始を発表。コロナが理由であれば、貸与するタブレット端末や家庭のパソコンなどで授業を受けられる。
高島宗一郎市長は「学校に通いにくかった人たちにも、新しい学習の選択の余地ができるのではないかと思う」と述べ、不登校の子どもを抱える一部の保護者は活用に期待を寄せていた。

市教委学校指導課は、対象を限定した理由について、現状では不登校の児童・生徒約1800人全員には端末を配備できないため、インターネットを使える環境がない家庭では授業を受けられず、貧富の差などで公教育の公平性を欠くと指摘。不登校の原因も一人一人異なるため、「十分に配慮した上で実施する必要がある」としている。

斉藤啓一課長は「全員分が準備できて初めて不登校児童への活用を考える段階」とし、将来的にはオンライン授業の活用を検討する考えを示した。一方、文書の表記については、「保護者が日々思い悩んでいるという事情を考えれば、言葉を選ぶ必要があった。真摯しんしに受け止めたい」と話した。(遠藤信葉)

カテゴリー: ニュース

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