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もうすぐ新学期 僕・私、長期休みが終わる時にこんなこと感じていました

不登校全般

2017年03月27日

不登校サポートナビでは、サイトTOPページと資料請求の完了画面でアンケートを実施しています。
その時どきによってテーマが違うので、ぜひ皆さまにも回答をお願いしたいのですが、今回は2016年10月~2017年1月の間に募集していた、「長期休みが終わる時に、どんなことを感じていましたか?」というテーマへの回答を紹介していこうと思います。

長期休みの終わり、学校へ「行かなくていい」から「行かない」となる境界線で、どんなことを感じているのでしょう?

学生である本人は何を感じていた?

不登校サポートナビでは、比較的保護者の方の利用が多いのですが、学生からの意見も少し寄せられました。

  • クラスメイトと会うのが嫌だなって感じる。(中学3年生)
  • もう、休みが終わりかー、学校イヤだなー(中学1年生)

という、比較的ライトに思える回答がある一方、学校や自分への不満を語る声も。

  • またあの学校へ行くのか…。(中学1年生)
  • 学校がいやだ。憂鬱な気分になる。学校に行きたいのに行けない自分が嫌になる。(中学2年生)
  • 学校に行きたくない。先生がヒイキするし授業も分かりにくい。母親の事でからかわれたりするし学校に行きたくないです。(小学6年生)

個人的に気になったのは、「学校がいやだ」けど「学校に行きたい」という声。私なら嫌な学校には行きたくないです。でも、行かなきゃいけないのに行けない自分が嫌だ、という気持ちもすごくよくわかります。人より劣っているような、自分がダメ人間に思えてくる気持ち。
嫌じゃない学校が見つかるか、「行けない自分」も嫌じゃなくなるといいのだけど……。

「なんで学校に行かないの?」

保護者の意見で多かったのは、子どもの不登校についての辛さや意見でした。

  • また学校生活が始まるのか。 また朝からの戦いがはじまるのか。(中学2年生の親)
  • また学校に行かない日々がくるんだ。と、憂うつな気分になります。(中学2年生の親)
  • リズムが狂い、登校渋りがキツくなる(小学2年生の親)
  • 新学期から、学校、行けば楽になれるだろうに… 考えすぎずに行っちゃえばいいのに。(中学1年生の親)

「学校に行かせなければ」という気持ちと、登校しない子どもへの葛藤を感じます。また、ここでは具体的に記載されていないが、他の子どもは行っているのに、なぜうちの子は行かないのだろう? 学校からの声がけがプレッシャー…など、背景にはさまざまな気持ちあるのかもしれません。

誰かに助けて欲しいのに……

学校に対する不満もいくつか寄せられました。こちらは具体的な不満や、求めるサポートについての内容が多い印象です。(※太字は筆者による強調)

  • 授業に出ていないので勉強で分からないことも多いのだけど、学校からは「教室に来ないから教えられない」と言われるのが憂鬱です。同じような子がたくさんいるから対応できないそう。出口が見えないので辛いと感じます。(小学4年生の親)
  • 学校に行きたい気持ちはあるが行かれないという現状です。出席日数や単位の問題があるが、別室登校や補習など不登校の生徒への対応がない。高校は義務教育ではないから仕方ないことなのかもしれないが、もう少しそのような親切なシステムがあったらいいのにと思います。(高校2年生の親)
  • 勉強についていけてないとわかっていても、子どもたちに時間外、長期休暇を利用して勉強を教えてくれる余裕のある先生、もしくはその子達専門で教えてくれるシステムがありません。義務教育なのに既に見捨てられた感があります。親にも責任はあると思いますが、子どもが思春期と発達障害なので接し方がとても難しいです。(中学3年生の親)

基本的なサポートから漏れてしまったことから、苦しい状況にいることが伝わってきます。
学校以外の勉強手段とかかる費用、教師の労働量の増加、義務教育終了後のサポートなど、さまざまな問題が複雑に絡み合っており、どこかで一度つまずいてしまうとなかなか適切なサポートに辿りつくことは容易ではないのかもしれません。
しかし、つまずく可能性は誰にでもあるもの。その前から情報にアクセスできれば、誰かに相談することができれば、辛く孤独な気持ちも少しは楽になれるのではないでしょうか。

次のアンケートテーマは「不登校になったきっかけはありますか?それはどんなことでしたか?」となっています。
次回もぜひご覧ください。

 

※掲載した全ての回答は回答者の不利益とならないよう、具体的な内容を排除した上で、読みやすいように編集を行っております

このコラムの著者

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株式会社クリスク  ライター
北海道出身。中学時代に約2年間いじめにあい不登校になりかける。高校では放送部に熱中し、その後大学へと進学。上京してはじめて、学校以外の居場所や立場の違う人と接し、コミュニケーションについて考えるように。現在は自分の経験を活かし、子供の悩みや進学に関する悩みについての記事を執筆。