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『【福島県の不登校からの高校入試】欠席欄の廃止と内申点の影響を解説』の記事

【福島県の不登校からの高校入試】欠席欄の廃止と内申点の影響を解説

投稿日:2026-11-09

「欠席日数が多くても、全日制高校に進学できる?」「通知表に1が並んでいたら、当日のテストで取り返せる?」

福島県の県立高校入試では、2027年度から調査書の欠席日数欄がなくなります。ただし、内申点の不利まで消えるわけではありません。令和9年度の実施要綱と前年度の入試結果をもとに、不登校から選べる進路を整理しました。

まず知っておきたいのは、「前期選抜」「後期選抜」の意味です。福島県では、3月上旬の前期選抜で全員が5教科の学力検査を受け、入学者のほとんどが決まります。後期選抜は、前期選抜で定員に満たなかった学校が行う、他県の二次募集に近い入試です。

前期選抜の一般選抜では、学力検査と内申点を原則として同等に扱います。内申点は中学3年間の評定を使い、実技4教科は2倍して計算します。さらに、学校行事や生徒会活動などの記録を点数化する学科も多く、不登校によって評価材料が少ない場合の影響は小さくありません。

合否は、学力検査と内申点の両方で募集人員の範囲に入った人から先に決まります。それ以外の受験生は総合的な判定の対象になりますが、そこで何をどの程度重視するかは公表されていません。「当日点さえ高ければ大丈夫」とは言い切れない制度です。

■ 記事のポイント
・2027年度から県立高校の調査書の欠席日数欄がなくなる
・本命は3月上旬の前期選抜で、後期選抜は欠員のある学校で行う
・一般選抜は学力検査と内申点を原則同等に扱い、実技4教科は2倍
・全日制にも定員割れの学校があり、倍率と学区の確認が重要

それでも、高校進学を諦める必要はありません。2026年度の前期選抜は、県立全日制全体で志願倍率0.92倍でした。後期選抜でも1,686人の募集に対して受験者は102人にとどまっています。希望する学校に必ず入れるわけではありませんが、全日制を含めて進学の道はあります。

後期選抜には学力検査がなく、調査書と面接、小論文または作文で判定します。また、全日制普通科には学区制度があるため、倍率だけでなく、自分の住む地域から出願できる学校かどうかも確認が必要です。

毎日の通学に不安がある場合には、昼間に学べる定時制や、学力検査のない郡山萌世高校の公立通信制も選択肢になります。通学時間や生活リズム、学習を続けるためのサポートも含めて比べてみましょう。

私立高校は、推薦入試で「評定に1がないこと」などの条件を設ける学校が多くあります。一方、一般入試は学校ごとに扱いが異なり、福島成蹊高校のように調査書を合否判定に使わないと明記する学校もあります。個別相談で、出願条件と評定・欠席の扱いを確かめることが大切です。

過去の評定は変えられなくても、これからの学力と志望校の選び方は変えられます。福島県の公立・私立・定時制・通信制を比較しながら、現実的な進路選びを詳しく解説します。

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