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『【栃木県の不登校からの高校入試】2027年度の新制度と進路の選び方を解説』の記事

【栃木県の不登校からの高校入試】2027年度の新制度と進路の選び方を解説

投稿日:2026-09-16

中学校にほとんど通えておらず、通知表には「1」や斜線が並んでいる。それでも高校へ進学したい——。

栃木県の公立高校入試は、不登校の中学生にも比較的チャンスがある制度です。学力検査は全校共通の500点満点で、内申点のほうを重く設定している高校は県内にありません。普通科の多くでは、合否に占める内申点の割合が2割程度に抑えられており、当日のテストで挽回できる余地があります。

さらに、2027年度入試から制度が全面的に変わります。これまで2月と3月に分かれていた特色選抜と一般選抜が、2月下旬の1回にまとまります。全員が5教科の学力検査を受け、希望者のみ同じ学校・学科の特色選抜にも出願する方式です。

また、調査書から出欠の記録欄が削除されます。何日休んだかという数字は志願先の高校に伝わらなくなります。ただし、中学1年から3年までの評定は内申点として残るため、不登校による不利がすべてなくなるわけではありません。

■ 記事のポイント
・2027年度から特色選抜と一般選抜が1回の入試にまとまる
・公立高校の調査書から欠席日数の記載欄がなくなる
・普通科の多くは内申点の割合が約2割で、学力検査を重視する
・3月には面接と作文で受けられる再募集が新設される

2026年度の一般選抜では、募集のあった108学科のうち56学科で、受検者全員が合格しました。2027年度からは、本検査で決まらなかった場合に受けられる再募集も新設されます。希望する学校に必ず入れるわけではありませんが、公立高校の進学先がまったく見つからない事態は起こりにくくなります。

毎日の通学に不安がある場合には、定時制や公立通信制も選択肢です。栃木市の学悠館高校に加え、2027年度から宇都宮清陵高校が昼夜間に学べる「フレックス・ハイスクール」として新たにスタートします。学悠館高校のフレックス特別選抜は内申点を点数化せず、面接と作文で判定されます。

私立高校では、公立とは異なる調査書が使われ、欠席日数の記載欄が残っている場合があります。合否の基準や配点も公表されていないため、学校説明会や個別相談で、現在の欠席や評定を伝えたうえで受け入れの可能性を確認することが重要です。

栃木県では、不登校生だけの特別な全日制入試はありません。しかし、学力検査を重視する高校や再募集、定時制・通信制まで視野を広げれば、進学への道は十分にあります。新しい入試制度と学校ごとの内申点の比重を確認しながら、自分に合った進路を探していきましょう。

▼ブログ記事はこちら
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