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『【岐阜県の不登校からの高校入試】内申点の影響と現実的な進路を解説』の記事

【岐阜県の不登校からの高校入試】内申点の影響と現実的な進路を解説

投稿日:2026-09-10

中学校にほとんど通えておらず、通知表には「1」や斜線が並んでいる。それでも高校へ進学したい——。

岐阜県の公立高校入試では、調査書に欠席日数を記載する欄がありません。そのため、休んだ日数そのものを理由に減点されたり、出願できなかったりする心配はありません。

一方、不登校によって評定が低くなった場合、その影響は内申点として残ります。岐阜県の内申点は、中学1年と2年の評定に、中学3年の評定を2倍して加える180点満点です。中学3年からある程度挽回できる仕組みですが、過去の評定がなくなるわけではありません。

また、調査書と学力検査の比率は高校・学科ごとに異なります。最も学力検査を重視する3対7の方式なら当日点で挽回しやすいものの、採用しているのは県内134学科・群のうち12だけで、その多くが上位の進学校です。大半の高校では5対5となっており、内申点の影響は小さくありません。

■ 記事のポイント
・公立高校の調査書には欠席日数が記載されない
・内申点は中学3年の評定を2倍して計算する
・大半の高校では、調査書と学力検査を同じ比重で見る
・自己申告書は中学校を通さず、本人と保護者から高校へ直接提出できる

制度だけを見ると、不登校の受験生にとって岐阜県はやや厳しめです。しかし、2026年度の公立全日制は県平均で0.93倍でした。第一次選抜後の第二次選抜では、33校・1,410人の募集に対して出願者は85人にとどまっています。希望する学校に必ず入れるわけではありませんが、公立高校の進学先がまったく見つからない事態は起こりにくいといえます。

毎日の通学に不安がある場合には、定時制や公立通信制も選べます。定時制は多くの学校で定員割れが続いており、公立通信制では調査書に評定を記載せず、学力検査も実施されません。

私立高校は、合否の決め方や欠席日数の扱いを募集要項で明らかにしていない学校が多く、外から判断するのが難しい状況です。不登校から受験する場合は、学校説明会の個別相談で現在の欠席や評定を伝え、合格の見込みを直接確認することが重要です。

欠席日数が問われなくても、内申点の不利までなくなるわけではありません。しかし、倍率や選抜方式を確認し、定時制・通信制を含めて検討すれば、進学への道は見つけられます。岐阜県の公立・私立の制度と、不登校から選べる現実的な進路を詳しく解説します。

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