『スイスから世界へ羽ばたく人材を育成』の記事

スイスの南西部に位置するスイス公文学園高等部は、文科省認定の全寮制日本人学校です。本校が目指すのは、世界へ羽ばたく人材の育成。そのため、英語教育に特に重点を置き、海外の大学進学にも柔軟に対応できるようなカリキュラムを用意しています。今回は、本校の英語・国際教育の特長3つについてご紹介します。

1つ目の特長は、実践的で高度な英語力の育成です。英語の「読む」、「聞く」、「話す」、「書く」といった言語能力だけでなく、英語で思考し表現する本格的な英語力を目指しています。そのため、文学や世界史、数学を英語で学んだり、テーマ研究や国際問題の議論を英語で行ったりと、英語で表現・思考する機会を多く設けています。また、校内の公用語は英語。英語に囲まれた環境で生活することで、英語がふと口をついて出るような言葉になるのです。

2つ目の特長は、プレカレッジプログラムです。本校では、大学に進学するための学力ではなく、大学で学べる知力の獲得を目標としています。そのため、早稲田大学との高大連携プログラムや米国大学認定単位を取得できるAdvanced Placement(AP)などを用意。学力が十分であれば、3年生の1学期には欧米の大学で学ぶことができるSummer Abroad Program(SAP)への参加も可能です。

3つ目の特長は、国際文化交流です。ヨーロッパの中央に位置するスイスの地の利を生かし、旅行行事を通して様々な文化・歴史に触れることができます。また、模擬国連や国際音楽祭などの世界的なイベントや交換留学プログラムを通じて世界の若者たちとふれあうことで、日本ではなかなか培うことのできない国際感覚を養います。